MIYOTA 龍GIN (戸塚酒造 御代田蒸留所)。大吟醸粕をボタニカルに使用しており、米焼酎のような風味を感じた
長野県が誇る優良スーパーのツルヤさんで買い物をしていると、初めて見るボトルがあって買ってしまった。

その名も「MIYOTA 龍GIN」だそうで、どうやら我らが御代田町を冠するクラフトジンのようだ。
地元では地酒「寒竹」で有名な戸塚酒造さんが作ったジンだった。

戸塚酒造さんは、2~3年前に御代田に蒸留所を作ったというのは聞いていたが、このクラフトジンはそこで作られたものらしい。
御代田町伝統の「龍神まつり」にもあやかって、MIYOTA 龍GINという名前にしたのかな。
そう思うと、長らく御代田町民をしている酒好きとしては試してみるしか。
さて、前知識もなくストレートで飲んでみたところ、確かにジンらしい風味を感じながら、ほのかに甘みも感じられた。
この感じ、どこかで飲んだことある気がして・・・ふと、米焼酎ってこんな味わいだよな、と思った。
改めて説明を読んでみると、「大吟醸粕をボタニカルに入れる」とあった。どうやらその大吟醸粕の風味が、私の中で米焼酎の印象とつながったようだ。なるほど、酒蔵らしいボタニカルが面白いジンである。
特にくどい感じもなくて、本当にすんなり飲めてしまう。
ジントニックにもしてみたが、風味は消えることなく、これまたうまかった。
クラフトジンにしては3,000円くらいと、お求めやすい価格なのもいい。
しばらくはこのMIYOTA 龍GINで楽しめそうだ。