生まれたての娘と奥さんの様子を見に産院へ。生後3日目の娘は、兄や姉に撫でくりまわされたり、人生初の沐浴に浸ってみたり。
今日も生まれたての娘と、奥さんの様子を見に産院に行ってきた。
私たちが彼女らの部屋を訪れたとき、生後3日目の彼女は、おむつを履いただけの素っ裸で日向に置かれていた。
どうも黄疸の症状が出ているようで、ビリルビンというものの数値がギリギリだったらしい。
長女も黄疸の疑いがあって、生まれてすぐ入院していたから、次女もそういう症状があるのかもしれない。
で、日向に置かれていたのは、日光が黄疸にいいから、だそうだ。
黄疸の治療法として光線療法というのが確立されているそうで、特殊な波長の光を浴びせることが効果的らしい。で、その光というのは太陽光にも含まれているらしい。
長女が入院した際も、ひたすら何かしらの光を照射させられていたから、それを自然のものを使ってやっていた、ということだろう。
この産院の面白いところは、できるだけ自然に任せたお産や子育てをしようとしているところだ。
なお、明日も引き続き症状があるようだと、専用の機器を使って光を照射するとのことだ。どうなっているやら。
そんなわけで、娘は気持ちよさそうにゆったりと日光浴をしていたわけだが、そんなことはおかまいなく、兄と姉はひたすら撫でくりまわしていた。
「んあ」とか「んぅ」とか謎のうめき声をあげながら、時折もぞもぞと動きながら、娘はされるがままになっていた。
それから、彼女は人生初の沐浴を体験した。
助産師さんが桶を持ってきて、沐浴をしてくれた。
そういえば、長男や長女が生まれたときにもこんなことをやっていた。
長女に至っては、ベビーバスすらほぼ使うことがなく、すぐに私たちと一緒の湯船に浸けて洗っていたものだが・・・次女もそうなる運命か?
はじめてお湯に触れた娘はあんぎゃーと泣いていたが、そのうちお湯になれたのか、非常に気持ちよさそうにしていた。
お母さんのお腹の中から出てきたままだった彼女は、初の湯船をどう思ったのだろうか。
娘はお湯から上げられると、またあんぎゃーと泣いていた。