放送大学「疾病の成立と回復促進 (’21)」一般教養として生涯役に立つ科目
放送大学で「疾病の成立と回復促進 (’21)」を学んでいる。
タイトルのとおり、病気はどうやって起こるのかや、その状態から戻すにはどうすればよいのか、といった内容を扱う科目である。
生活習慣病や感染症などの代表的な病気が具体的に出てくるのだが・・・
40歳を超えてくると、色々と病気にもなったりするわけで、自分だけでなく、奥さんや、身の回りの人の病気の話も聞く。
まだ病気を発症するところまで行ってない (その病気と診断される状態じゃない)にしても、その兆候があるとかは健康診断で言われたりする。
そういった人生経験を積んできた今だからこそ、本科目の内容にすごくリアリティを感じる。
今、まさにその病気にかかっているとか、かかっていたとか、その薬を飲んでるとか、そうやってリアルに感じられるから、すごく興味深い。病院で処方される薬の成分とか調べてしまう。
4月に受けた健康診断の結果は食い入るように見たし、そこでどんな検査をしているのか、その結果がどう言われているのか、どういう症状があったのか、など、見ていてわかることが増えている。
だからといって素人判断するつもりはないのだけれど、病気の機序に関する知識を得たことで、どうすべきか見えてくるものもある。
本当に、本科目を学びはじめたここ1、2ヶ月だけでもずいぶんと病気に詳しくなってきた実感がある。
面白いというと若干不謹慎かもしれない内容だが、そういうメカニズムでその病気になるのか、ということを知るのは面白いと思う。
人生が長くなって、病気とうまく付き合う期間が長くなっていく時代だからこそ、この科目を学ぶのは意義があるだろう。
人生の役に立てたい科目である。