早朝の公園で朝食を食べる。人気がなくて、ひんやり涼しく、とても心地のよい時間を過ごせた。
今朝はコンビニで食べ物を買い込んで、公園で食べることにした。
7時過ぎに公園に行ってみれば、思っていたとおり人はほぼいなかった。
早朝の公園は涼しくて、静かで、清々しい。
娘のムチムチな腕は、どこかちぎりパンに似ている。というのを奥さんがやりたかったらしい。
そうしてみんなでご飯を食べたら、子どもたちを公園に放流する。
今日はこのまま、暑くなる前に遊び回って、疲れ果ててもらう作戦だ。
奥さんも子どもたちと連れ立って出ていったので、下の娘と2人、木陰の下でゆったり過ごす。
娘はもぞもぞ動いていて、たまに奇声を上げながら、私の方を見てニコニコしている。
しばらくしていると娘は寝入ってしまい、その様子を見ながら、私も軽く寝転がる。
こんなにゆったり過ごせるのだったら、Kindle Paperwhiteを持ってくればよかったと後で思った。
スマホを見たり、周りを見渡したりしながらゆっくりしていると、「この歳になると、鬼ごっこがきつくなる」とかいう言葉が聞こえてきた。
振り向いてみたら、見た感じ小学生だった。彼は何を言っているのだろうか。
公園には子連れの家族が増えてきていた。
しばらくすると、上の娘がフリスビーを持ってやってきた。
これは最近、手に入れたおもちゃで、投げて遊んでくるらしい。
見せて、と言って貸してもらい、即座にその辺に投げてやったら、「ふりすびーなげるとこ、ここじゃないよ」と怒られた。
そのあと母親がやってきて、みんな連れ立ってどこぞへ行った。おそらく「ふりすびーなげるとこ」に行ったのだろう。
そんなやり取りもつゆ知らずと、下の娘は寝続ける。
公園には大小様々なアリが徘徊していて、娘は何匹にも登頂されていた。
そのうち、何を見つけたのか、アリが耳の穴の中に入っていこうとしていて、それが気になるのか娘がムズムズ動きはじめた。
流石に耳の中にアリが入るのはよくないだろうと思って (本当にアリが探検しに行きそうだった)、追い払ってやったら、それでパッと起きてしまった。
まあ、30分以上寝ていたと思うし、寝起きの機嫌が悪いという感じでもなかったから、よいだろう。
起きた娘はもその場で寝返りをしたり、うつ伏せになっては顔を上げて、何かを見かけたら掴んで口に入れていた。
帽子やハンカチを近くにおいておいたのだけれど、いつの間にやら虫よけシールまでかじられていた。
虫にやられないように、と寝ているときに娘の近くに虫よけシールをおいておいたのに、虫よけシールが娘にやられてしまった。
舐めたくらいだから多分大丈夫だろう???ひとまず、シールは避けておいた。
そうやっているうちに公園で遊ぶ子どもたちが増えてきて、気温もぐんぐん上がってきたから帰ることにした。
時計を見たら10時過ぎで、どうやら3時間くらい公園にいたようだ。
こういう朝を過ごすのもよい。
子どもたちは狙いどおり疲れ果ててくれたようで、お昼ごはんを食べたらすぐに眠ってしまった。
しっかり昼寝してくれ。