道の駅おたりで飴(小谷錦糖)、さるなし羊羹、小谷錦純米吟醸などお土産を買う。
栂池高原滞在の最終日。
新潟県は糸魚川市方面に向かう道すがら、道の駅おたりに立ち寄っていくことにした。
道の駅おたり へ
道の駅おたりは、栂池高原から糸魚川市に抜ける国道148号線沿いにあった。
立ち寄ったのが9時前という、朝早い時間帯にも関わらず、結構な数の車が停まっていた。
駐車場に車を停めたら、早速、建物に入って物色していくとしよう。
入口前には「OTARI CAFFEE STAND」なる看板が。
「小谷コーヒー」というロゴもあるし、うまいコーヒーを提供しているのかな?
食事処 鬼の厨
入口から入って右手側には、食事処「鬼の厨」 (おにのくりや)があった。
流石に朝早いから準備中だった。ここでは定食などが食べられるらしい。
ちょっとしたバーのような作りになっていて、地酒がずらりと並んだ棚が印象的だった。
軽食やコーヒーを販売しているレジもあり、こちらは営業開始していた。
売店
入口から入って左手側には売店があった。
お土産を買うならここで一通り揃ってそうだ。
中には熊の毛皮なんかも・・・!?
現金オンリーで時価20万円って、売る気あるんだろうか?あと、買って帰ったとして何に使うんだろう?絨毯になる?爪とかついてるし、間違って触ったら痛そう。
色々と考えさせられる商品だった。
お土産1 小谷錦糖
道の駅おたりで購入したお土産を一部紹介していこう。
お土産その1は「小谷錦糖」だ。
小谷村のお土産屋さんでちょくちょく見かけていて、これは買って帰ろうと思っていたものである。こちらで売られていてよかった。
酒粕を使ったお菓子だそうで、微量にアルコールを含んでいるため、運転中は食べない方がよさそうなものである。1個つまんだくらいで飲酒運転になるような量じゃないけど、一応、念の為。
帰宅後に本品を開封してみると、酒粕の香りがムワッと広がった。日本酒好きなら喜ぶかもしれないし、アルコールに弱い人はこの匂いで酔うかもしれない。そのくらい濃厚な匂い。
飴みたいなもので、口の中で転がして舐めるものだと思っていたけど、実際はサクサクとした食感の食べ物だった。
ひと噛みすると濃厚な酒の風味がして、食べているうちに不思議と口の中や喉がスッとする感じ。ミントが入っているわけじゃなさそうなんだけど。
一気にバクバクと食べられる感じではないかな。2つ3つくらいつまめば満足した。湿気に弱そうだからジプロックとかで密閉して保管した方がよいかも。
食べるお酒という感じ。うまし。
お土産2 さるなし羊羹
お土産その2は「さるなし羊羹」だ。
「さるなし」とはキウイフルーツの原種だそうで、英語ではベビーキウイというらしい。
さるなしという和名は、猿が好んで食べている様からついたものだそうだ。
さるなしは小谷村で採れるものらしく、さるなしゼリーもあったし、他の場所ではさるなしソフトクリームも見かけた。
さるなし羊羹は賞味期限が1年くらいあるみたいだし、お土産として都合がよさそう。
外の包を剥がしたら、銀のパウチで閉じられていた。羊羹といえばだいたいこんな梱包か?
包丁で切った断面には、つぶつぶが見受けられる。
このつぶつぶがさるなしの果実なのかな。
食べてみると、結構甘酸っぱい感じだった。羊羹だから甘いんだけど、それを上回る酸っぱさが感じられる。
ずっしりとしていて、食べた感じが結構重たい。2切れも食べるとだいぶ満足した。
お土産3 小谷錦 純米吟醸
お土産その3は「小谷錦 純米吟醸」だ。
名前の通り小谷村の地酒っぽい。製造者は大町市の北安醸造さんらしいけど。
小谷村産の「しらかば錦」という銘柄のお米から作られているそうだ。長野県で開発された酒造好適米らしいんだけど、はじめて聞いた銘柄だ。
火入れ仕様とあるけど、どの段階で火入れしたものなんだろう。
まだ開封してないので、近々飲んでみるとしよう。
なお、本当は無濾過原酒とか生酒とかもあって、飲んでみたかったんだけど、このあとまだ観光していく予定だったから、要冷蔵のものは持ち運ぶのが難しく、諦めたのだった。
道の駅おたりについて
売店でお土産を買ったりしたら、お出かけ前にトイレを済ませる。
トイレの前には、小谷村の紹介や、この道の駅についての案内があった。
小谷村は新潟県の糸魚川市と隣接する村なんだねーとか、大部分が森林なんだねーとか、勉強になる。
そして、糸魚川市と隣接する~というくだりに関係してくるのが、「塩の道」だ。この街道は日本海から松本まで続く塩の流通経路だったそうな。敵に塩を送るってやつだな。そんな塩の道に関する案内もあった。
案内板の地図には近場の山や観光名所の記載もあって、街道沿いにいくつかの施設があることがわかる。
なお、このあとは糸魚川市にある「フォッサマグナミュージアム」に行く予定で、大体の場所はこの地図からもわかった。
おわりに
「道の駅おたり」に立ち寄り、小谷村を出ていく前にお土産を買っていった。
いずれも美味しいものだった (日本酒はまだ飲めてないけど)から、よいチョイスだったと思う。
朝に訪れたから食堂 (鬼の厨)は開いてなかったし、併設されている温泉 (深山の湯)にも入っていかなかったけど、これらの施設も利用するつもりなら半日くらい滞在する予定で行った方がよさそう。
道の駅としては設備もしっかりしていたし、立ち寄っていくにはいい場所だった。