メインノートとサブノートを分けて運用することで、思考を加速させる。サブノートには書き捨て、メインノートにまとめ直すのがいい

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バイブルサイズのシステム手帳「JWB7011 C」 (レイメイ藤井のキーワードというブランドの手帳だ)を使いはじめてから、半月が経過していた。

レイメイ藤井 キーワード ジャストリフィルサイズ 聖書 システム手帳 JWB7011 C

もともとメモ帳として使おうと思って買って、その後、あれやこれやと付け加えたくなり、だいぶ使い方が安定してきた感じがしている。

メインの用途はメモ帳 (サブノート)

システム手帳にはいくつかのコンテンツを加えたが、一番の使い方としては、当初の計画どおりメモ帳である。

何かを考えながらメモしたり、それらをまとめたりするのにも、程よいサイズ感で気に入っている。

手帳を活用して、何を実現したい?

1日のはじまりに、その日の日付を書く。あとは何かしら思いつくたびに書き連ねるだけ。

基本的なフォーマットはバレットジャーナルに従っているくらいで、特に制約は設けていない。本当に、その日の朝から、頭の中に浮かんだことを順番にどんどん書き出している感じだ。

おかげで、書かれているもののほとんどがメモであり、いくつかはタスクになっている。

大体、日付の後にはいくつかのタスクが並んで、そこからはひたすらメモが箇条書きになっている日が多いかな。日付を書いたときに、その日はおおよそ何をしようかと考えるのが習慣になっているから、その流れに身を任せている。

なにかの作業をしているときは、作業でやってみたことや、それでわかったこと、次に何をやるか考えたことなど、思いつく順番にただひたすら書き連ねる。

本を読んでいたら、気になったところのメモや感想を書くし、動画を見ていれば、思いついたことを書き連ねるし、そこからまた考えたことを書いたりもする。ニュースを見ていて欲しい物が出てくればメモをするし、奥さんにあれを言わなきゃと思ったら書き込んでいる。

ポイントは、本当に思いついた順番に、どんどん書いていくことだ。それらがどういうカテゴリのものかは一切考えない。それらがどういうカテゴリになるのかは、後で改めて考える。とにかく、思考のログを、この1冊のシステム手帳に残すことに徹する。

文量としては、書くときは1日で2ページくらい書くし、書かないときは半ページくらいで終わることもある。

そんな感じで、このシステム手帳には、私の1日の痕跡が書き込まれているのだ。

サブノートからメインノートにまとめ直す

バイブルサイズのシステム手帳は、私の中ではサブノートという位置づけである。

私の中でサブノートは、このようにただ書き散らかすものとしている。

そして、サブノートというからにはメインノートも存在する。

メインノートには、このサブノートに書き連ねたものの中から、まとめ直したものが書き込まれる。

サブノートは時系列に沿って書いているものだから、あるトピックについての記述は分散していたりする。それこそ、朝に思いついたことを、昼になって考えてみて、夕方くらいにまとまってくるものがあったりする。その場合、サブノートには分散した形で記述される。

この状態だと分かりづらいし、思い出すのが難しくなる。そのため、メインノートに転記しながら、改めて自分の中でまとめ直すようにしている。若干、面倒くさいと思うこともあるが、こうして改めて考え直すことでより深く考察することができたり、記憶に定着したりしやすくなる。だから、面倒くさいと思いつつも、非常に効果が大きいので、頑張ってまとめ直している。

ちなみに、メインノートで使っているのは、ほぼ日手帳Weeks MEGAのメモページである。MEGAはメモページが200ページを超えるので、1年間で使い切るのが難しいくらいあり、いくらでも書けるという安心感がある。

ほぼ日手帳Weeks MEGA 2025

サブノートは書き出すためのハードルを下げるアイテム

どうも私は書き散らかしたものを取っておくのがダメなようで、できればきれいにまとまったものを残したいと思う性分らしい。

だから、私の性格的に、最初からきれいにまとまったものとして書き出そうとすると、何も書けなくなってしまう。だからこそ、何でもかけるサブノートと、きれいにまとめたメインノートに分けて運用するというのは具合がいいようだ。

私にとって、サブノートは書き出すためのハードルを下げてくれるアイテムなのである。なにせ書き出さないことには思考は進まないのだから、躊躇せず書けるようにしておく必要があるのだ。

なお、メインノートに書き写したら、サブノートは思い切って捨てている。捨てても大丈夫なようにメインノートにまとめ直していれば、捨てるのにためらいはない。

ためらうようなら、それは考えきれてないのだろうし、まとまってないもの。私の中ではまだ未熟な状態なのだ。そういうものは、改めて考え直す必要があると思い、リフィルは残し、後日また考えを進める材料になる。

そんなふうに、どうせ最後には捨てるということもあって、汚くても雑でもいいと思えるから、ますますサブノートは書き出すハードルを下げてくれている。

内容に合わせて、それぞれのノートに書き写す

メモの内容によっては、メインノートではなく、他のノートやリフィルに転記されるものもある。

例えば、買い物リストに追記されたり、ブログネタ帳に展開されたりする。付箋に書いて、奥さんに渡すこともあるし。

なにせ朝から晩まで思いついた順に書くから、いろいろなカテゴリのメモが登場するのだ。そうやって必要なところに転記することで、使える情報にしている。

これを最初からカテゴリごとにノートを使い分けようとすると、何のカテゴリか判断するのにいちいち手が止まるし、そのカテゴリに沿ったノートを取り出すのが面倒になり、次第にログが残せなくなっていってしまう。そのため、粗忽者な私には、サブノートは1冊に集約した方が具合が良いようだ。

おわりに

バイブルサイズのシステム手帳を使いはじめてから、サブノートとしての位置づけが明確になった。

これまであまり意識してサブノートを作っていなかったのが、ちょうどそこにハマった感じがしている。

ひたすら1日中書くので、大体1日中、机の上で開きっぱなしになっている。システム手帳は開きっぱなしにするにも向いている。

あと、リフィルをビリビリと破って捨てられるのも気楽だ。おかげで汚く書き散らかしても気にならない。

この運用がなかなかいい感じで気に入っていて、システム手帳を追加してよかったと思っている。