栂池ビジターセンターで遊ぶ。スラックラインやボルダリングの他、本を読みながらゆっくり過ごすこともできた
つがいけロープウェイのゴンドラリフトやロープウェイを乗り継いで、栂池ビジターセンターにやってきた。
この日は雨が降っていて、ビジターセンターあたりは雲の中にあったようだ。なお、雲の中にいると、周りは真っ白で視界が悪くて、その場にいると霧が出ていると思う状態だ。自然現象としては同じものだし。
栂池ビジターセンター
栂池ビジターセンターは標高1900m近くのところにあるそうで、登山する人はセンターで届け出をしていくようになっている。栂池高原からは白馬岳 (しろうまだけ、標高2932m)などに行けるらしい。
この日は悪天候にも関わらず、登山客はいっぱいいた。
また、この奥にある栂池自然園の入口も栂池ビジターセンター内にあり、こちらで受付をしていくようになっていた。
センターに入ると、まずは大きな薪ストーブが目に付く。まだ暖かいから使われていなかったけど、もうしばらくしたら火が入るようになるのだろうか。
センター内には広い休憩所があり、フリーのウォーターサーバーが置かれていた。お水を飲みながら休めるなんてありがたい。
休憩所には本棚もあって、山や空、宇宙などに関する本が色々と置かれていた。
休憩所で本を読んでゆっくり過ごすのも乙なものなのかもしれない。
センター内にはタッチ操作ができるモニターもあった。
クイズで遊べるようになっていて、山の動植物などの知識を学ぶことができるようなコンテンツがあった。
あとはちょっとしたアクティビティも。
まずはスラックライン。ピンと張った紐の上でバランスを取りながら歩いたりする遊びだ。
いきなり奥さんが遊びだした。こういうのを見つけたら、だいたい最初にやりはじめる。
子どもたちはそれを見て、自分もやりたいと騒ぎ始めるのが我が家の流れだ。
プロジェクターで山の風景が映写されていて、これはプロジェクションマッピングの装置だと思えば、絶景で綱渡りをしている様子を作り出せる、といったところか。
あと、ボルダリングができるスペースもあった。
ボルダリングをするには、受付で同意書を書く必要がある。要は、怪我しても自己責任ですよ、ということだ。
シューズの貸出もしているから、ちょっと本格的にやるなら借りるのもいいのかもしれない。
早速、受付で同意書を書いてきたら、息子が壁に張り付いていた。
壁には色とりどりの取っ手?が設置されていて、同じ色のものを使って登っていくようにコース設計されているらしい。
息子が掴んでいるのはナウマンゾウ?の形をしていて、上の方に「ゴール」と印が書かれていた。
そんな息子が登ったり降りたりしているのを見て、長女も壁に張り付いた。
彼女の身長や腕の長さだとそこそこきついみたいで、ゴールにたどり着くことは難しいようだった。
壁によっては傾斜もついていて、難易度は色々ありそうだ。
そんな子どもたちの様子を見ながら、今度は奥さんが張り付いた。こういうのを見たらやらずにはいられないのである。
なお、次女は未就学児だし、危ないから父とお留守番。自分もやりたいやりたいと言いながら超ふてくされていた。
3人で登ったり降りたりしながらギャーギャー騒いでいたら、他の家族連れも混ざってきた。近づくと怪我の元だから、お互いに邪魔しないように気をつけて遊ぶよう子どもたちには言い聞かせた。
そんな感じで、栂池高原の山頂付近は雲の中で雨模様だったんだけど、栂池ビジターセンターは雨でもしっかり遊んでいくことができたのでよかった。
帰るころには雨が本降りになっていて、ずぶ濡れになりながら帰ったのだった・・・