スマートプラグ「TP-Link Tapo P110M」でデスクトップPCの電力をチェック
ふと思い立って、デスクトップPCの電力使用量を測ってみることにした。
我が家のデスクトップPCは自作マシンであり、GPUにRadeon RX 7600 XTを採用するなど、それなりに電力を使う構成になっている。
じゃあ、実際にどのくらいの電力を使っているのか?を測ってみようというわけだ。
ワットチェッカー vs スマートプラグ
電力使用量を測るにあたって、最初は単純にワットチェッカーでも使ってみるかと考えていたんだけど、今ならスマートプラグもよさそうだと思うに至った。
ワットチェッカーだと、本体に電力メーターが付いているため、壁コンセントで使用したとして、いちいちそこまで見に行くのも微妙だと思ったのだ。
その点、スマートプラグであれば、スマホの対応アプリで電力使用量を確認できるし、そっちの方がスマートだろう。
また、サイズ的にも、ワットチェッカーだと電力メーターが付いている分、本体が大きくなりがちだ。スマートプラグの方がまだ小さい。
そんなわけで、スマートプラグを買ってみることにした。
スマートプラグ「TP-Link Tapo P110M」をチョイス!
スマートプラグは、「TP-Link Tapo P110M」にした。
2個入で2,000円ほどと、かなり安いと感じるものだった。
ひとまずデスクトップPCを測りたかったから、1個でよかったんだけど、この値段なら2個入でもいいかな。せっかくなので、他の機器も測ってみるとしよう。


主な機能は、
- 電力モニタリング
- 音声コントロール
- 自動タイマー
あたりか。色々あるけど、電力モニタリングができるので、私のやりたいことは満たせそう。
初期設定はBluetoothで行い、以降はWiFiでデータ取得できるようだ。

こちらがTapo P110M本体。手のひらサイズだ。
おそらく、縦に2口並んでいる電源の、下に挿せば問題ないサイズなんだろう。
ただ、我が家のPC周りのものってそんな1口や2口で賄えるものじゃなくて、壁コンセントにしたってタコ足配線状態だから、確実に他のコンセントと干渉するだろう。うまく配置せねば・・・

上面と下面。上面は「tapo」のロゴだけで、下面には細々した説明があった。プラグごとのシリアルナンバーやMACアドレスもここで確認できる。

側面には電源ボタンと、設定用のQRコードがあった。
アプリで設定する際、このQRコードを読み込ませれば、簡単にアプリに登録できるようになっている。
専用アプリ「TP-Link Tapo」で電力使用量を確認する
スマートプラグをコンセントに刺したら、スマホに専用アプリ「TP-Link Tapo」をインストールして、スマートプラグの初期設定を行う。
先に書いたとおり、アプリでQRコードを読み込めばすぐ登録できた。
早速、電力使用量を確認してやろうじゃないか。

デスクトップPCの電力使用量をこうして見るのははじめて。案外、電力使用量は変動していて、高負荷なときと平常時、スリープ時でだいぶ違うことがわかる。
ざっと調べた感じだと、
- スリープ時: 4W
- 平常時: 40~80W
- 高負荷時: 300W
くらいのようだ。平常時ですら結構変動しているようだった。
それにしても、こうして電力使用量を実際に測ってみると、どれだけデスクトップPCが電気を食っているかがわかるというものだ。
なんか、このデスクトップPCでアニメを見るのとかすげーもったいない気がしてしまう。デスクトップPCでアニメを見るなら、スピーカーやモニタも使うわけで、100Wくらい使っていてもおかしくない。
なお、我が家のモニタ「Pixio PX277 Prime」単体でも、スペック表によると消費電力は54Wらしい。これと比べると、デスクトップPCの平常時の電力使用量ってそこまでひどいものでもない気がしてくるが・・・
また、高負荷時に300Wくらいに跳ね上がるところを見ていると、デスクトップPCでゲームをするのって贅沢なことなんだと思えてくる。
なるほど。こうして数字で出してみると、色々と考えさせられるね。
あとは、アプリに電気代の単価を入力しておけば、使用量に応じた電気代を計算してくれるから、1日いくら使っているかもわかるようになっている。料金換算しつつ、運用を考えていきたい。
おわりに
デスクトップPCの電力使用量を測るべく、スマートプラグ「TP-Link Tapo P110M」を使ってみた。
セットアップは簡単で、すぐにでもデスクトップPCの電力使用量が見えた。
こうして改めて電力使用量を数字で見えるようにしてみると、デスクトップPCの使い方を考えさせられるものだ。
大体の電力使用量が把握できたので、このまま1ヶ月くらい様子見して、どのくらい電気を使っているか確認していこう。
まあ、仕事道具なので、仕事の効率が下がるほどに電気代をケチるつもりはないんだけれど、実態を知るのは大事かなぁ、と。