Nintendo Switch Dockの変わりに使えるケーブルタイプのDockを試す
Amazonを徘徊していたときに、こういうのもアリかもしれないと思って試してみることにした。
HDMIケーブルにNintendo SwitchのDock機能がついたような製品である。
2,000円くらいのものだし、ダメだったとしてもそれほど痛くない。
このDockは、HDMIケーブルのモニタ側にDock的な装置がついているタイプだ。ケーブルが主であり、アダプタが別に必要な構成である。だから安いのであろう。
ここに電源 (USB Type-Cで給電)を接続することで、Dockとして使える。
電源を指してテレビにつないだら、HDMIの対になる側がUSB Type-Cになっているから、それをNintendo Switchに接続すればいい。
それだけで普通にNintendo Switchの画面がモニタ出力できた。悩むこともなく、とてもお手軽であった。
ちなみに、Steam Deckでも出力できた。狙い通りである。
なお、これまで使ってきたサードパーティのDockはこんなタイプのものだった。
これは電源アダプタにHDMIケーブルやUSB Type-Cケーブルを指して使うようになっている。
両者は全く別のコンセプトの製品であり、要は、ケーブルが主なのか、アダプタが主なのかという感じだ。
一般的にアダプタが主のタイプの方が値段が高くなっている。おそらくそっちのほうが電源回路やらなんやらで大変だからだろう。値段は本当にピン切りであり、高いものは1万円を超えてくる。よほどの電力制御をしているのだろう。
さて、両方使ってみたところで、どちらの方が使い回しがいいかというと、シチュエーションによると思った。
電源アダプタがすでにあるんだったら、今回試したケーブルタイプもアリだと思う。安く導入できる。
ただ、モニタのHDMIケーブルを指すあたりが狭いとかいう場合は、このケーブルタイプだと入らないかもしれない。
また、もしかしたらNintendo Switchに対応した電力量を供給できる電源アダプタじゃないと使えないかもしれないので、組み合わせによっては動かない可能性がある。私が持っている電源アダプタはNintendo Switchで使えるものだったから、問題なく一発で使えただけなのかもしれない。
そういう電力量周りの煩わしさを思うなら、私が前から使っている、アダプタが主なタイプの方が無難かもしれない。電源を含む分、いくらか高いが、安定的に使える可能性が高い。
あとは、ケーブルが主の製品はUSB Type-Aを接続するところがないから、有線ケーブルのコントローラを使っていたり、LANケーブルを接続したりしている場合は使えなくなってしまう。
そんな感じの製品だから、どちらが自分の使い方に合っているかで選べばいいのだろう。
ケーブルタイプのものを見かけて便利そうだと思って試してみたんだけど、結構いい感じに使えていて、買ってよかったと思う。