「CalDigit Thunderbolt 4 Element Hub」パソコンにケーブル1本刺せば、リモートワークに必要な装備がすべて整うように
これまでで最も高額なHubを購入してしまった。
「CalDigit Thunderbolt 4 Element Hub」という名のとおり、Thunderbolt 4に対応したHubだ。
お値段、なんと3万円弱・・・!?
正直、Hubにここまでお金を払ったことがなかったので、かなりドキドキしたものだ。ぶっちゃけ、これにつなごうとしているFull HDのモニタより高い。
ただ、使ってみたら快適そのもので、買ってよかったと思うものでもある。
リモートワークで仕事をしていると、パソコンにいろいろとつないでいきたくなるが、最近のパソコンはUSBの数が限られているし、MacなんてType-Cしか使えない。
そんなときに、このHubがあれば、ケーブル1本で済むのだ。
実際に今使っているのがこんな感じ。
Hub本体には、
- USB Type-A 4口
- USB Type-C 3口
- USB Type-C 1口 (PC接続用)
- 電源挿入口
があって、写真のように、
- トラックボールのドングル (Type-A)
- USBマイク (Type-A)
- Webカメラ (Type-C)
- モニタ1 (Type-C)
- モニタ2 (Type-C)
のように接続したら、あとはThunderbolt 4ケーブルを1本パソコンに刺すのみ。
Hubから給電してくれるから、パソコンがUSBからの給電に対応していて、60W以下で動くならば、このThunderbolt 4ケーブルを1本パソコンに刺すだけでいい。この条件は、最近のパソコンの多くがあてはまる。
これがめちゃくちゃ快適なのである。
なにせ、パソコンにケーブルを1本刺せば、すべての外部接続環境が整うのだから。
なお、キーボードはBluetoothで接続しているが、USBで接続するものを使っていた時期は、HubのType-Aに接続して使っていた。
こうしてパソコンへのケーブルが1本化することで、テーブルがとてもきれいになった気がする。
これまでは、下の写真のようにパソコンの周りにごちゃごちゃ指していたものが、モニタの裏側に全て回ったことで、目に見えるところがさっぱりした感じだ。
また、このHubが優秀なのは、WindowsでもMacでも同じように使えることである。
これがなかなか私にとってはよいことで、フリーのエンジニアをやっていると、クライアントさんが変わるごとにパソコンが変わることになる (基本、パソコンはクライアントさんから貸与されている)。
すると、クライアントさんによってはWindowsだったり、Macだったりと、環境がころころ変わるのだ。
これまではなんとか接続の方法を考えていたのだけれど、これがUSB Type-Cのケーブル1本で事足りるのが素晴らしく快適なのである。
クライアントさんの端末がWindowsだろうがMacだろうが、違いを意識することなく使えるようになった。
ついでにいうと、Bluetoothのキーボードとトラックボールを使っていると、WindowsでもMacでも同じインタフェースで操作できるから、ますます端末の違いを吸収できるようになった。
思いの外、大きな投資となってしまったが、数年はこのまま使えると思えばそれほど高いものでもない気がする。
また我が家の仕事環境が快適になったのであった。