「Chromecast with Google TV」でAndroidアプリの「Final Fantasy IV」をプレイしてみる。「Nintendo Switch Proコン」をBluetooth接続して。
「Chromecast with Google TV」を買って、設置してから、ほぼAmazonプライムビデオ再生専用機となっている。
1、2回くらい、奥さんがYouTubeでヨガを観ていた程度で、まずAmazonプライムビデオ再生専用機と言っても過言ではない。
購入前からそうなるだろうと思っていたし、それでよかったのだけれど。
しかし、他のアプリも試してみるだけ試してみようと魔が指した。
「Chromecast with Google TV」はAndroidアプリを実行できるし、Bluetoothでキーボードなどの入力機器を接続することができるのだから、できることがあるじゃないか、と。
そんなわけで、
- 「Nintendo Switch Proコントローラ」をBluetoothで接続して、
- Androidアプリの「Final Fantasy IV」を起動してみる
という試みをしてみた。
やってみたところ、すんなりプレイできた。
ProコンをBluetoothでつなぐのもすぐできたし、AndroidアプリのFinal Fantasy IVはGoogle Playからサクッとインストールできた。
オープニングムービーは詰まることなく再生できたし、フィールドを歩くとか、敵と戦うとか、ひととおりの操作ができることは確認した。
「Chromecast with Google TV」のCPUやメモリなどのスペック的にどんなもんかと思ったのだけれど、Androidアプリのゲームくらいならそれなりに動くのかもしれない。そして、アプリがコントローラに対応していれば、快適にゲームができそうだ。多分、この感じだと、Final Fantasy IVは快適にプレイできそう。
ただ、今回試した構成だと少々ややこしいことがあった。
それは、「Nintendo Switch Proコントローラ」で「Final Fantasy IV」をプレイしたからこそ起きたことだと思う。
というのも、コントローラを接続したら、「Chromecast with Google TV」のホーム画面の操作もできるのだけれど、このときは「Bが決定」「Aがキャンセル」なのである。ボタンの配置で言えば、Xboxのコントローラの形式だ (Xboxのコントローラは、左下がAで、右下がBとなっていて、Nintendo Switchはこれが逆になっている)。
そして、「Final Fantasy IV」のプレイを開始すると、そのアプリの中では、「Aが決定」「Bがキャンセル」となる。これはNintendo Switch Proコントローラの配置どおりだ。
これがかなりややこしい。
「Final Fantasy IV」はクラウドセーブに対応していて、Google Driveにセーブデータを保存したり、それを読み出したりすることができるのだけれど・・・このクラウドセーブの画面は、「Chromecast with Google TV」の世界で実行されるらしい。つまり、「Bが決定」「Aがキャンセル」なのだ。
だから、クラウドセーブのセーブデータをロードしようとして、何度も失敗した。頭が混乱していたのだ。
なにせ、クラウドセーブを呼び出すときは「Aが決定」で呼び出し、クラウドセーブの画面になったら「Aはキャンセル」になるのだ。あれ?あれ?と、2〜3回くらいクラウドセーブの画面を呼び出して、ようやくロードできた。
これはもしかしたら、Xboxのコントローラであれば迷わずやれたのかもしれない。もっとも、私がXboxのコントローラを使うのであれば、AボタンとBボタン、XボタンとYボタンが、Nintendo Switchと逆なことに慣れるのが先だが。
そんな感じで、コントローラのボタンの操作が多少ややこしい節はあるが、これに慣れてしまえば、テレビの大画面で快適にAndroidのゲームができて、据え置きマシンのような感覚で遊べる予感がした。