「HP Chromebook x360 14b」を使いはじめて、はや2年。色褪せることもなく、普通に使えて、困ったこともない。
「HP Chromebook x360 14b」を使いはじめてから、気がついたら2年が経っていた。
今でも普通に使っているし、困っていることもない。あえていうと、個人と法人のGoogleアカウントを分けたから、オペレーション上でやりづらいことはある。が、これはChromebookの課題だからやむなし。
気になるChromebookはあるし、今なら富士通のChromebookなんていいんじゃないかと思っているんだけど、コイツがいるしなぁ、と思うと無理に買い換えなくてもいいのでは?と思ってしまう。
WindowsパソコンやMacは買い換えると格段に性能向上する楽しみがあるが、Chromebookにはそこまでの期待がいない。
もちろん、ハイスペックなものを使ったらもっと快適なんだろうことは想像できるんだけど、じゃあ今の「HP Chromebook x360 14b」にそれほどのパフォーマンス的な不満があるのかというと、正直ない。よくやってくれていると思う。
今、富士通のが気になっているのは、Chromebookという、それほど性能上の差異が大きくないプラットフォームの中で、富士通製の日本語キーボードが使える、というのは際立ってすごいバリューだと思うからだ。
どうしてもChromebookは英字キーボードベースで設計された箱体に、日本語キーボードを当てている感じだから、若干の無理が生じている。「HP Chromebook x360 14b」でいうと、右端のリターンキーあたりの列が窮屈そうだったりする。
そこのところ、日本のメーカーが、しかもそれなりのキーボードを持っているメーカーが作ったのだから、その入力体験は一味違うものなんじゃないかと想像できる。
これはChromebookという世界の中では、性能向上以上に評価できそうなポイントだと思うのだ。
でも、「HP Chromebook x360 14b」にそれほどの不満がないんだよなぁ、、、というところで手が止まる。
2年使ってるし、そろそろ買い換えるのもいいかと思うのだけれど。
2年経っても色褪せず、普通に使えて、困ったこともない。
本当に、とても困った子だ。新しいおもちゃを買うという欲望が萎える。けしからん子だ。
素晴らしくて困る。
そのくらい、愛してやまない端末なのであった。