Chromebookを使いはじめて2ヶ月半。「普通に、快適に使える」というのがChromebookのウリなんだというのを改めて思う。
Chromebookを使いはじめてから、2ヶ月半ほど経った。
買う前から想像していたことはだいたいできたし、それほど困るようなこともない。
それでも何か困ったことがあるだろうと言われると、何に困ったかな、と考えるのに困ってしまう。
そのくらい、私の中でChromebookは普通に使えている。
機能的な面で、やれること/やれないことについては想像していたとおりだが、快適さについては想像以上だった。
なにせ、画面を開けばすぐ使えるのだ。私はこの2ヶ月半で、電源ボタンすら押したことがない。
初期セットアップもすぐ終わる。Googleアカウントにログインすればほぼ終わりだ。
色々あって、1台目のChromebookを買って、しばらくしてからさらにもう1台を買ったのだが、2台目なんかGoogleアカウントでログインしちゃえば、1台目の設定をそのまま持ち込んでくれたから、マジですぐに使えるようになった。
敢えていうと、やっぱりWindowsやMacの世界とは違うから、ChromebookはChromebookに合わせた運用を考える必要はあるな、というところ。
例えば、私はスマホで撮影した写真をOneDrive経由でパソコンに取り込み、同じくOneDriveの特定のフォルダに写真を移動している。
こうしたOneDriveの操作が、どうもChromebookではよろしくなかったりする。
なんかもうあえてChromebookでもこの運用を貫くよう工夫するのも面倒だったので、スマホで撮影した写真は週末にまとめてWindowsパソコンで移動している。
こういうことを書くと、さも鬼の首を取ったかのように「ほらみろ、Chromebookにしたら困ることがあるんじゃないか」と言われるかもしれないが、そもそも新しい仕組みを導入しているのだから、これまでの運用が全く変更なしでいけるなんて思っていない。
それはそれとして、より柔軟に変えていくのが楽しいわけで。
例えば、これまで買ったものを記録するのにOneNoteを使っていた。買ったものについて、いつ、どういう経緯で買ったのか、いくらしたのか、といったことを写真付きでメモしているのだ。
このOneNoteもChromebookでは扱いづらかった。
そこで、買ったものの記録は、今年分はGoogleドキュメントでつけることにした。写真を貼り付けてメモを書くなら、ワープロでもいいんじゃないかと思ったのだ。
そうして運用してみると、WindowsでもMacでもChromebookでもAndroidスマホ (Pixel 3a)でも気軽に編集できるようになったし、これでいいんじゃないかと思えた。
しばらくこれで運用してみて、やりづらかったらまた考えようと思っている。
そんな感じで、Chromebookを導入したことで、少しずつ運用が変わっているものもあるが、総じて普通に使えていて、特に不自由を感じることはない。
むしろ動作が軽快というウリが本当に快適であり、おかげでほとんどの作業はChromebookでやっちゃっていて、そこでできない作業をWindowsなりMacなりを持ち出してきて、解決している感じだ。
もはやどっちがメインでどっちがサブかわからなくなっている。
そのくらい私のパソコンのエコシステムの中に、Chromebookはしれっと入り込んできている。
おわりに
Chromebookを使いはじめて2ヶ月半経ったので、何か感想でも書いてみようと思ったんだけど、どうもとりとめがない。
つまりは、そのくらい普通に、快適に使えているということだろう。
サプライズを感じるほどの違いがあればそのことについて書きようがあるのだが、普通に私の生活の中に入り込んできちゃったので、敢えてどうこう言うこともない、というのが実際に感じているところだ。
実のところ、それこそがChromebookのすごいところだと思う。ブラウザだけでほとんどのことができるようになった、この時代の流れに見事に乗っかったハードウェアで、しれっと入ってきてさらっと使えるようになるのだから、お見事という感じだ。
多分、私は引き続きChromebookを使い続けるだろうし、定期的にChromebookを買い替えて使っていくのだろう。安価で試しやすいし、選択肢も増えてきたし、使っていて快適で楽しいし。
これまで私が築いてきた私のパソコンのエコシステムをぶち壊してくれた上で、もっとシンプルで効率のよいものに変えていってくれるんじゃないかと期待している。