セーラー万年筆 プロフットライトを使いはじめて1ヶ月。いきなりトラブル!?と焦る

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

セーラー万年筆 プロフットライトを使いはじめて、はや1ヶ月が過ぎていた。

セーラー万年筆 プロフットライト ゴールドトリム シャイニングブルー 極細EF

これまで万年筆はパイロットで通してきたのだが、こちらははじめてのセーラー万年筆で、同社の金ペン入門によさそうだと思って買ったものだ。

しばらく使っているうちに、キャップポストした方が私の手には馴染むかなと思うようになり、大体はキャップポストして使っている。

ネジ式キャップははじめてだったけど、慣れてしまえばこんなものかな、と思う。

書けない!かすれる!どうした!?

さて、肝心の書き心地だが・・・

最初はいい感じかなと思っていたら、だんだんかすれが目立つようになってきた。

いきなり飛行機に乗せちゃったからかなぁとか、東京出張で山を降りたしなぁとか、標高差のある生活をしたからか。

あるいは、残暑厳しく、扇風機の前で過ごしていたのが問題だったのか。

買ってすぐだったし、もしかしたらまだインクフローが安定してないのかも?と一縷ののぞみにかけて、かすれてもかすれても書き続けていたんだけど。たまにいい感じに書けるもので。

そしてとうとう、全く書けなくなってしまった。どれだけペンを走らせても、インクが出ない。

カートリッジをつまんでやったら、ハート穴からはインクがにじみ出てくるし、インクはまだあるはずなんだがなぁ。

1万円を超える金ペンが、そんな簡単に、1ヶ月も経たずにダメになるものなのだろうか?初期不良か?

もしかしたら、どこかでインクが詰まっているのだろうか?

あとは洗浄するくらいしか思いつかなかったので、まだ少しインクの残るカートリッジを抜き取って、洗浄してやることにした。

洗浄するとまた書けるようになった!

コップにつけて2時間もすれば、水は濁らなくなった。

その後、数時間かけて乾燥させ、再びカートリッジを差し込んでやった。

それからはスルスルと書けるようになった。よかった。壊れているわけじゃなかったか。

乾燥が甘かったか、黒インクは水墨画のような色合いになってしまったが、残り少ない感じだったからこのまま使い切ってやるつもりだ。

それにしても、カートリッジ1本をほぼ使い切るくらいまで書きまくったのに、全然書けなくなっちゃって、どうしたもんかと思ったが、洗浄したらインクフローが戻ったようでよかった。

買ったばっかりでインクが詰まるなんてあんまり考えてなかったけど、付属していたカートリッジのインクは粘性が高そうだし (割とドロっとしている気がする)、インクフローや詰まりっぷりと関係があるのだろうか。

おわりに

新しく手を出したセーラー万年筆の1本目が、まさかの1ヶ月で書けなくなる事態になってしまった。

洗浄したら書けるようになったのでよかったが・・・1万円を超えるペンが1ヶ月でダメになったら流石にきつい。初期不良で交換してもらえるものなのかな、とか考え始めていたところだった。

EFよりFの方がよかったかな?やっぱり太い方がインクフローがいいとか?などと本気で考えてしまった。

こういうのはパイロットでは起きなかったんだよなぁ、と比較してしまう。

まあ、私と同じように、多くの人がこうしてあれこれ考えながら万年筆歴を積み重ねているのだろう。たぶん。

ひとまず書けるようになったことだし、これからも頑張ってもらうとしよう。