パイロットの万年筆「キャップレス デシモ」を使って1ヶ月レビュー
パイロットの万年筆「キャップレス デシモ」を使いはじめて1ヶ月が経っていた。
https://junchan.jp/archives/10251
使っていて思うのは、とにかく便利だなってこと。
ノック式だから、キャップを取る必要がなく、サッと取り出して「カチッ」、サラサラ書いて「カチッ」と仕舞える。この利便性がとにかくいい。
キャップがあっても、カクノのような嵌合式 (かんごうしき)ならそんなにわずらわしさを感じることはないが、それでもノック式の便利さを知ってしまうとやみつきになる。
気になるところがあるとしたら、カクノがEF (極細)でいい感じだったから、キャップレス デシモもEFにしたんだけど、カクノ以上に線が細いことか。
細いこと自体は別にいいのだけれど、私の書き方だとどうもかすれるようだ。ゆっくり書くとか、筆圧を上げるとかするとマシになるんだけど、それだと使いづらくなってしまうし・・・
これが慣れの問題なのか、EFという細いペン先だからなのかがわからない。一つ上の太さであるFを試してみたいところだが、近くに試せるところがないのが悩みだ。
また、18金のペン先は、カクノのスチール製のペン先に比べれば、たしかに柔らかい感じがする。弾力があるというか。
今のところ、ペン先の素材がが違うからというので書き分けることはできていないが、もっと使っていると変わってくるのだろうか。
そんな感じで、書きっぷりはいまだに慣れないところがあるが (かすれるとか)、キャップレスにはそれをしのぐ便利さがあり、お出かけするときはこれ1本をカバンに入れて出かけたりしている。
いろいろなところに持っていってはサラサラと書くのに使っていて、なかなかいい感じだ。
これなら他の色も (今は黒インキを使っている)キャップレス化していくのもいいかな、などと思っていたりする。
そのうち買うのかもしれないが、そのときにFを買ってみるかを最後まで悩みそうだ。どこかで試し書きができるとよいのだけれど。
