「マッドマックス:フュリオサ」を映画館で鑑賞。世紀末ヒャッハーな世界をド派手に生き抜きていく!
ちょっと時間があったので、映画館にフラッと寄ってみたら、ちょうどこれから上映開始になる映画があったので見ていくことにした。
タイトルは「マッドマックス: フュリオサ」という。
マッドマックスというシリーズがあることは知っているんだけど、名前を知っている程度でしかなく、内容はほとんど知らない。世紀末ヒャッハーな世界で、野性味に溢れた野郎どもが車やバイクで走り回っているイメージがあるくらい。
そんなわけで、私の中では初マッドマックス体験であった。
なお、例によって大学生の特権を活かして、大学生チケットで鑑賞した。ちょっぴり得した。
ポスターがあったら写真を撮ろうと思っていたんだけど、館内のどこにもない。
後で調べてわかったんだけど、この日が封切りだったみたいで、もしかしたらポスターやらの販促グッズがまだなかった、とかなのだろうか?それとも、あまり宣伝しない戦略なんだろうか?
まあ、そんなことはどうでもいい。数カ月ぶりの映画館だし、珍しい場所に来たからキョロキョロしていただけだ。
さて、実際に「マッドマックス: フュリオサ」の鑑賞をしたところ。
頭の中をカラッポにして、ヒャッハーいいながら見てたらよい映画だった気がする。あんまり深く考えてはいけない。あいつのあそこどうなってんだ?とか気になるところは多々あれど、説明があるわけでもなく、化粧みたいなもんだと思っておくのがよさそうだ。
かなりド派手なカーチェイスが見どころっぽくて、世紀末ヒャッハーなイメージがドンピシャである。荒れ果てた大地にもアスファルトが整備されている道があったりして、そういうところを走りながらドッカンドッカンと爆発しまくる。
トレーラーに踏み潰されるバイクや人。投げ槍は触れると爆発する。普通の銃もある。接近戦ならナイフも使う。
そんなドンパチシーンが目立つけど、ヒロインの悲劇と怒り、生きる意思やど根性がよく描かれていたと思う。油にまみれて真っ黒になった顔も、目だけは白くギラギラとしていて、セリフも無いのに圧倒してくるあたりはすごい演技だ。
この人はこうやって戦士になっていったのね、というストーリーラインが確かに感じられた。
あとは、舞台がオーストラリアだったからか、ちょいちょいオーストラリア英語なんだなーと思うところがあった。ナイム (name)とかダイ (day)とか言ってたし。私は英語が堪能なわけでもないし、ネイティブからするとどう聞こえているのかわからないけど、私としては、ところどころで、「この荒れ果てた場所はオーストラリアなんだよな」と思い出すきっかけになっていたのだった。
劇中の2時間半は長いようであっという間だった。なんとかトイレも保ってよかった。
どでかいサウンドで壁がビリビリ震えているのを感じるなど、映画館ならではの演出を久しぶりに堪能したのだった。