小布施の「北斎館」や「高井鴻山記念館」で浮世絵を楽しみ、「小布施堂」で「栗あんかき氷」を楽しんできた
今日はふらっと小布施まで行ってきた。
ちょっと遠出したいとは思っていて、どこにいこうかと思ってあれこれ考えていたのだけれど、最終的に「北斎館」に行ってみたいということで小布施に来てみたのだった。
「北斎館」は江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の作品を展示している美術館だ。
葛飾北斎が描いた浮世絵が多数展示されていて、江戸時代にこんなクリエイターがいたんだなぁ、というのを感じさせてくれた。
いろいろと見て回りたいところではあったが、子どもたちには若干たいくつというか、「これはなに?」「これは?」と次々と聞かれて面倒くさいし、末っ子は眠くてうるさいしで、ほどほどに見て回る程度に終わった。
続いて歩いているところで、「高井鴻山記念館」なるところを見つけ、入ってみる。
鴻山は北斎に弟子入り?していた人で、江戸に住んでいた北斎が、晩年になってわざわざこの小布施を訪れたのは、鴻山がこの小布施にいたからだったそうだ。
鴻山はこの地の豪商で、北斎が訪れたのを歓迎して、いろいろと世話を焼いてくれたらしい。
そんな時代を感じさせる古民家を見て回り、鴻山自身の浮世絵 (この日は妖怪特集をしていた)を見て回った。
もちろん、子どもたちはじっとしてないし、眠いしで、あんまりまともに見ていられなかったが・・・古民家はいろいろと見てまれたから、若干楽しかったらしい。
なお、「北斎館」の近辺はちょっとした観光地になっていて、特に小布施の名産である栗を販売しているお店がいくつもあった。
「小布施堂」もそんなお店の一つ。
本店にはレストランもあって、喫茶コーナーもあったから、歩き疲れたことだしちょっと休憩していくことにした。
ここでは、「栗あんかき氷」を食べた。
これまで食べてきたかき氷の中でも、最も巨大な逸品。
お値段は900円と、私の人生の中でも最も高額なかき氷だった。
細かく砕かれた氷に、栗あんが乗っていて、この栗あんがまた濃厚でうまかった。
餡まで栗で作った「栗鹿の子」を氷に乗せているのだろうか?
水分補給が十分にできていなかった私には、ちょうどいいものだった。まあ、奥さんや子どもたちにシェアしているから、私が食べたのは半分もなかったと思うけど。
こうしてふらっと小布施まで行ってみて、美術館を巡り、かき氷を食べて帰ってきたのだった。
日帰りで行ってくるには、小布施のあたりもいい感じのところだと思った。