放送大学「臨床心理学概論」を履修した理由
放送大学の2021年度2学期に履修した科目の中に「臨床心理学概論」がある。
臨床心理学は、「認定心理士」や「公認心理師」といった資格を取得するなら、必須の科目に指定されている。たくさんある心理学の分野の中でも、重要なポジションにある心理学の分野と言うことだろう。
放送大学では臨床心理学に関連する科目はたくさんあり、力を入れている分野と言えそうだ。あるいは、そもそも臨床心理学という分野が扱う領域が広いから科目がたくさんあるのか。どちらでもありそうな気がしている。
いずれにせよ、これから臨床心理学という分野について学んでいくなら、まずはその道標となりそうな「臨床心理学概論」という科目からはじめてみよう、と思ったのである。
まずは「臨床心理学概論」で全体像を掴んでいって、そこから更に興味のある専門科目を取っていくのがよさそうである。
あと、臨床心理学を学んでいると思うのが、私はコーチングやカウンセリングを長年やってきたこともあり、すごく馴染みがある感じがすることだ。
そもそも、放送大学で臨床心理学のことを学びはじめてから、「あ、私がやってきたコーチングやカウンセリングというのは、臨床という領域なのか」と思ったくらいだ。
これまでコーチやカウンセラという立ち位置でクライアントさんとセッションをしてきた経験を、臨床心理学の理論で解釈できて面白い。
また臨床心理学で実践されてきたことも参考になり、提供中のサービスに活かせそうなところがいくつもある。
これから臨床心理学の細かいことを学んでいくためにも、まずは「臨床心理学概論」で概観を捉えることにしよう。