「サクッとわかる ビジネス教養 統計学」を心理学統計法の補助教材として読んだ
放送大学で、2022年度1学期に「心理学統計法」という科目を履修した。
心理学では統計学を活用するので、統計学について学ぶ必要があるのだ。
ただ、流石に統計学は簡単な数学ではないから、心理学統計法の授業やテキストで学習していても、理解が怪しいか、不安なところが多々あった。
そんなことに悩んでいる時期に、本屋さんを巡っていたら、「この本よくね?」と思ってすぐ買った本があった。
「サクッとわかる ビジネス教養 統計学」という本である。
本書は統計学についてわかりやすく解説している本で、図表やイラストを多用していて、あんまり数式に基づいた解説をしていない。
そのため、統計学の概念やイメージを掴むにはよさそうだったのだ。
実際、心理学統計法の学習を進めながら、合間に本書を読んでいくと、理解がしやすくなったと思う。
統計学の用語なんかも、具体的な事例や絵で説明されたら、それとこれが対応しているのね、などと当たりが付きやすい。
心理学統計法は心理学でよく使われる統計の解説がベースになっている一方で、本書は統計学そのものを解説してくれているのもよかった。
ちょうどいい補助教材になったと思う。
心理学統計法の単位認定試験は終わらせたけど、統計学自体は今の時代、どこででも使われているし、かなり有用な学問だから、これからも学んでいきたいと思っている。
本書は引き続きその手助けをしてくれることだろう。