産業・組織心理学会 第38回大会 (会場は静岡県立大学)に参加。学べることがたくさんあった。
静岡県立大学で開催された産業・組織心理学会の第38回大会に参加してきた。
同学会の大会は、去年に引き続きこれで2回目の参加になる。
私は心理学者としては学部生レベルのペーペーだし、わからないことだらけではあるが、数稽古だと思って、まずは体験を積んでおこうと参加してみている。
会場は静岡県立大学
会場となった静岡県立大学は、草薙駅からバスに乗って数分の場所だった。
ただ、土日祝のバスは減便されていて、行きはちょうどいい時間のものがあったんだけど、帰りはなかったから歩いて駅まで戻った。
大学のキャンパスが丘の上にあったから、行きだけでもバスで行けてよかったかな。
帰りは歩いて10〜15分くらいだったか。残暑の厳しい中、坂を下って駅まで歩いたのだった。
学会に参加してみて
さて、肝心の学会についてだが、今回で2回目ともあって、初回よりは楽に過ごせたと思う。
前回発表していた先生方をなんとなく覚えていて、見たことある人がちらほらいたし、論文発表やポスター展示、シンポジウムの雰囲気もだいたいわかっていたから、前よりは馴染んだ感じがあった。
まだアウェイ感は拭えないけど、だいぶ勝手はわかってきているから、これもそのうち慣れるのだろう。
前回の開催から1年経っており、その間に論文発表を聞いたり、部会に参加したり、論文を読んだりするという経験が増えているから、理解しやすくなっていたと思う。
発表の中には、私が普段の仕事の中でやっていることが理論的に説明されている感じがあって、納得感の高いものがいくつかあった。
このやり方でいいんだなと思えたり、こういうのも取り入れてみようと思うことがあったりして、早速、実務に役立てられそうだ。
一方で、まだ研究者としての視点では発表を見れていない感じがあって、実務と研究のギャップを考えるところもあった。
個人的にはシンポジウムがよかった。とても勉強になった。そういう世界があるんだなとか、研究者は普段そういうことを考えているんだなとか、知的好奇心が刺激される。
総じて、今年も参加してよかったと思った。
今年は他にもいくつかの学会に参加してみるつもりであり、この調子で貪欲に吸収していこう。
おまけ
なお、今回は昼食の準備があった。事前に申し込んで入金しておけば用意してくれた。
学会の会場がどういうところになるかわからず、昼飯を食いっぱぐれるのも嫌だったし、準備してくれるというなら便乗しておくことにしたのだ。前回の会場では昼食難民になってしまったから・・・
初日は何故かマグロ寿司の提供があり、せっかくだからいただいておいた。
初日に関してはマグロ寿司が余ってたくらいだし、2つ3つもらっておけば弁当は不要だったかもしれないが、それは結果論である。
正直、マグロ寿司の追加により食いすぎてしまった。
そして、2日目の弁当はこんな感じ。
しっかりボリュームがあって、うまかった。
ランチの弁当にしてはお高い設定だと思ったけど、ランチ難民になったり、何を食べるか悩んだりするのも面倒だったから、手配しておいてよかったと思う。