「秋葉原ワシントンホテル」秋葉原駅から歩いてすぐのホテルでありながら、部屋は広めで好印象だった
東京に出張したときに、「秋葉原ワシントンホテル」に宿泊した。
秋葉原ワシントンホテルは、JR秋葉原駅の中央改札口から出てから、歩いて3分くらいのところにあるホテルだ。
道を1本渡るので、信号待ちの時間が発生するが、それでも改札から5分もあればつくくらいの距離だった。
受付が3Fにあり、ビルから入ってすぐエレベータに乗り、3階に移動する。1階はエレベータホールくらいしかないから、「ここから行けばいいんだよね??」と若干不安になるエントランスだった。
3階の受付でチェックインすると、カードキーを渡される。
ビルの3階以上が客室になっていて、エレベータ内にあるセンサーにカードキーをかざすと、該当階に行けるようになっていた。逆に言うと、カードキーをかざさないと、ボタンを押しても反応しないようになっていた。
ビルの1、2階が飲食店だし、宿泊客じゃない人がホテルの客室がある階に入ってこないようにしているのだろう。
そんなことを考えながら、エレベータから降り、狭い廊下を歩いて、用意された部屋まで歩いて行く。
廊下はきれいに掃除されていて、シティホテルとしては十分なクオリティを感じた。これなら部屋にも期待できる。
その客室は、都心の駅チカなホテルにしては、ゆったりしている感じがした。
テレビを壁掛けにしたり、チェストや冷蔵庫を棚に収めたことで、収納効率を上げているのがいいのかもしれない。
クローゼットはなくて、壁にハンガーがいくつかかけられていた。
机は、ノートパソコンを1台おいて作業するには、十分なサイズのものが用意されていた。
これならある程度普通に仕事もできそうだ。
あとは、部屋の大部分を占めるセミダブルのベッド。
ベッドサイドには時計や照明のスイッチ、電源などがコンパクトに纏められていた。
全体的に、壁掛けテレビといい、棚や机の配置といい、必要なものをコンパクトにまとめることで、空間を有効活用しているから、よりゆったりしている感じがするのかもしれない。
なお、照明は3種類?あって、全部つけたり、1つだけつけたりと調整できた。個人的には、こうやって照明の調光ができるホテルが好みだ。自宅では20時以降は間接照明にしたり、光量を落としたりしているので、ホテルでもそういう調整ができると嬉しい。
あとは、ユニットバス。
これがかなりゆったりとしている感じがした。
ユニットバスは、比較的面積を削られがちなところだったりする (と私は思っている)が、このホテルはしっかりと広く設定されていた。
バスタブは大人が両脚を伸ばして座れるくらいあり、久しぶりにお湯をためて入ってみようと思ったくらいだ。
シャンプーやコンディショナーなど、アメニティも十分なクオリティのものが用意されていたと思う。
若干気になったのは、空調の調整が難しかったことか。時期的なものもあるのだろうが、暑くなったり寒くなったりと、ちょうどいいくらいの調節ができなかった。
ホテルのロケーションとしては、秋葉原駅の直ぐ近くだから、周りには飲食店もコンビニも多数あるし、ちょっと歩けばヨドバシアキバもある。宿泊するにあたって、必要なものを調達するのに困ることはなさそうだ。
それでいて、街の喧騒が聞こえてくることもなく、部屋の中は静かなものだった。もしかしたら、日曜日に泊まったこともあって、宿泊客が少なくて静かだったのかもしれないけど。
駅チカなホテルの割に広めに感じる間取りの部屋で、全体的にきれいであり、宿泊してみてよかったと思う。7,000~8,000円くらいから泊まれるシティホテルとしては、クオリティ高めかと。
翌朝が超早かったこともあって、あんまりゆっくりはできなかったが、また機会があったら泊まってもいいと思えるホテルだった。