一人合宿に最適なホテルは?リゾート型 vs 都市型
ひとりでじっくり事業のことを考えたり、手つかずの仕事をするために、ちょくちょく一人合宿を行っている。
一人合宿とは、その名のとおり、一人でホテルなんかに引きこもって黙々と仕事をしたりすることだ。
そのため、快適に仕事ができるホテル選びに余念がない。
デスクがまともに使えることは必須要件として、発想の転換のために行くという側面もあって、気分転換になるような場所であることも大事だったりする。
では、ホテルはリゾート型がよいか、都市型がよいか。
どちらも良さがあって、一概にどちらがよいとは言いがたいが、最近は都市型を好むようになった。
リゾート型
まずはリゾート型のホテルで一人合宿をしていた。
私が住んでいるあたりは観光地だから、その辺のホテルが割りとリゾート型のホテルだったりする。
例えば、「佐久一萬里温泉」なんかはすごく気に入っていて、何度も使っている。
仕事に疲れたら温泉に入ってもいいし、温泉に飽きたら仕事をしてもいい。なんと極楽なことか。
佐久一萬里温泉はコワーキングフロアもあり、仕事をするのにも快適だ。
シングルルームでもデスクは広く、普通に仕事ができる。
いいじゃん、これ!こういう環境で仕事するのって、ちょっとした憧れすらある。
とまあ、滞在するにはすごくいいホテルだったんだけど、困ったことがあった。
メシだ。朝昼晩のご飯である。
ホテルの周りで歩いていける範囲に、ほとんど飲食店もコンビニも無い。コンビニやスーパーにはちょっと足を伸ばしていく感じ。回転寿司が比較的近くにあると言えばある。
佐久市役所の近くだし、別に辺鄙な場所でもないのだけれど、どこに行くにも車で移動するつもりじゃないと辛い。ホテル自体が駅チカとかでもなくて車で行くようなところだし。
一応、朝食付きプランにすれば朝はなんとかなる。ホテル内にラーメン居酒屋があって、夜は営業しているから、夜もなんとかなる。でも、お昼に困る。そんな感じだ。
もちろん、車を出せばどうとでもなるのだけれど、かなり億劫である。特に夜は出かけたくない。ホテルの駐車場も混んでいい場所が取れなくなるし。
気分よく滞在できるんだけど、メシに困るというのがストレスになり、佐久一萬里温泉で合宿することはなくなってしまった。
都市型
メシに困らないのがいいと思ったら、駅チカの都市型ホテルなら便がいいのではないかと思うようになった。
北陸新幹線を使えば高崎あたりも30分圏内だし、それなりの都会に出ることができる。
実際、高崎駅あたりで一人合宿をしたときは、メシには困らなかった。むしろ選択肢が多くて困ったくらいだ。
でも、これは結構快適だな、と思った。東横インには温泉はなかったけど、仕事をするには良い条件のそろった場所だった。
これに味をしめて、次第に都市型ホテルで一人合宿をするようになった。
いくつか行った中で、一番快適に一人合宿ができたと思ったのは、新潟県の上越妙高駅周辺だったりする。
ザ・コンパクトシティ、という感じでホテルの周りに温泉、飯屋、カフェ、コンビニがあり、かなり快適に過ごせた。ホテルに籠もって仕事をするんだから、こんなくらいで十分じゃないかと。
すごく仕事が捗ったことは言うまでもない。
おわりに
これまで一人合宿を何度か実施してきた中で、リゾート型ホテルを使ったこともあったし、都市型ホテルを使ったこともあった。
利便性を思えば都市型に軍配が上がるが、気分転換とか贅沢な気分とか味わいたいならリゾート型は魅力的だ。
どちらにもいいところはある。
とはいえ、リゾート型の飯に困る問題は私にとっては結構深刻で、ご飯のたびにどうするか考えて億劫になってしまう。
じゃあ、リゾート型ホテルで2食付きにすればいいかというと、一人で行ってそんなところのメシを食べるか?とも思う。コスパは確実に悪いだろう。昼飯は歩いていける範囲で取れればよいが、車を出さないととなると億劫になるう。コンビニやスーパーもそんなにないものだし。
今のところ、リゾート型ホテルでここならバッチリ!と思う場所に出会えてなくて、都市型ホテルなら比較的条件がゆるく、見つけやすい感じだ。
よって、しばらくは都市型ホテルを開拓して行く方針である。