放送大学の卒業研究がひとつの山場を迎えている。今回のゼミでは、この山場を乗り越えるための詰めをしてきた
放送大学では、今年度は卒業研究を履修していて、今はひとつの山場を迎えている。
先日はゼミがあったので東京文京学習センターまで行ってきた。この山場を乗り越えるための、最後の詰めである。

卒業研究では心理学研究を行っており、私は心理学的な実験をすることで研究データを集める計画を進めている。
スケジュール的には、卒業論文の提出期限が11月頭で、10月頭にはゼミ内締切が設けられており、つまりは9月中に卒論を書き上げなければならない。
すると、実験データはできるだけ8月中には集めておきたいところ。
すなわち、あと1週間やそこらで実験を終えてしまいたいという時期なのだ。
その実験を開始するための最後の詰めが、今回のゼミの焦点だった。
他のゼミ生も似たような状況で、私のように実験をする人はいないのだけれど、それでも何らかの手法でデータ収集を行うよう計画しており、山場を迎えている。
今回のゼミは、どうにかその最後の詰めをしてしまおうと、指導教員ともども白熱したものだ。いっぱい喋った。特に先生が。ゼミに参加したゼミ生も、TAもみんな頑張った。
それなりに疲れてしまったが、ゼミが終わったらお待ちかねの懇親会だ。大学の近くで連れて行かれるままについていく。

大学が通信制であるがゆえに、普段はなかな関われない先生をはじめ、TAや他のゼミ生と他愛のない話をしながら飲むのがたまらない。
ゼミに参加するために出張しているわけだが、この時間を確保するために宿泊出張にしているようなものだ。
しかも、こうした交流からまた新しいアイデアが生まれてきたり、放送大学の裏話?が聞けたり、卒研の今後の流れが聞けたりするから、やっぱり生身の付き合いというのは大事だ。オンラインでは得られない時間であり、情報である。
ゼミはオンラインでも参加できるんだけど、今回もこうして東京まで出張してよかったな、と思うのだった。