放送大学の学費納入がいよいよクレジットカード決済に対応した!早速、やってみて・・・ハマった

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

放送大学から科目登録決定通知書が届いた。

通知書とともにお知らせが入っていて、なんと、放送大学の学費納入がクレジットカード決済に対応したというのだ!

放送大学 学費の納入がクレジットカードで可能になった!

前々から放送大学のWebページではクレジットカード決済できるようになったを確認していて、どんな形になるのかと思っていたのだが、決済用のシステムを別途作ったようだ。名付けて、放送大学学費決済システム。まんまだ。

指定のURLからアクセスすると、まずはシステムにログインするようになっていた。

払込取扱票に記載されている9桁の整理番号と、学生氏名をカタカナで入力し、ログインするらしい。

え?カタカナ?氏名をカタカナで?

普段からこの手のシステム開発をしているものとしては、「なんで認証にカタカナ使う?」と疑問に思ってしまった。

カタカナは、システム的にはトラブルを起こしやすい文字列だ。我々がコンピュータ上で見ているカタカナは、同じ文字に見えても、文字コード的には同じじゃないことが多い。全角とか半角とかはよく間違える。

気づきにくいところでいうと、Macで濁音 (がぎぐげご、とか)を打ち込んだら、2文字の扱いになる。これはMacだけで暮らしている人は気づかないし、知る必要もないことだけど、他のOSに渡した時点で、「か」と「゛」の2文字になっていてびっくりする。

しかも、氏名と言われると名字と名前の間にスペース入れるのか入れないのかとかも気になるだろう。説明にはスペースは入れるなと書いていて、ここはわかった。

なんでこんな仕様で通しちゃったんだろうと責任者に聞いてみたいところだが、そこは大学が何かに配慮して (おそらく、コンピュータの使用に不慣れな人、とか)、こういう仕様にしたのだろう。してしまったのだろう。

まあ、そこは仕方がない。我々は与えられた環境に適応するしかないのだ。

色々と問題はあるんだろうなぁとは思いつつ、払込取扱票にかかれている整理番号とやらと、自分の氏名をカタカナでいれる。名字と名前の間はスペースなしで。これでいいんだろ?

そう思って「ログイン」ボタンを押す。

エラー。整理番号か氏名 (カナ)が間違っている、と。

いやいや、整理番号は確認して半角文字で入れてるし。氏名 (カナ)が違うわけがないだろう。

「学生指名 (カナ)」の注意書きには、

出願・科目登録申請時に登録した学生氏名 (郵便物宛名ではありません)を全角カタカナで入力してください。

とある。私の学生氏名なんて入学してから1度も変更したことないんだ。だから合っているはず。払込取扱票に書かれているカナ氏名も一致している。

念の為、教務システムにログインして学生氏名を確認するが、やっぱり合っている。

なぜログインできないんだ・・・

ここでピンと来たことがあった。私の名前「ジュンイチ」には拗音「ュ」が入っている。これが大きい文字に勝手に変えられたりしていてつまずくことが稀にあるのだ。そういうことが起きてるのかもしれない。

そんなことを思いつつ、放送大学のホームページから問い合わせ先を確認し、学生課だったか、あたりに「ログインできないんだけどどうしたらいい?」とメールしてみた。

返事は早い段階で返ってきて、しかも経理課からだった。

その返信の中にハッキリと、「拗音ダメ。大きい文字にしてね」と言う趣旨が書かれていた。

言われるがままに「ジュンイチ」ではなく「ジユンイチ」にしたら、見事にログインできました~。

・・・いやー、マジ勘弁して欲しい。

はあ。だからカタカナはトラブルになるってば・・・英数字記号を入力させたくなかったのかもしれなかったんだけど、カタカナはカタカナで問題起こるべ・・・

しかも、拗音ダメなんてどこにも記載がないぞ・・・?この仕様、本当に大丈夫?

ログインできてしまえば、あっさりとカード決済できたのはよかったんだけれど。

こういうくだらないことでハマるのがバカバカしいと心底思ったクレカ決済体験だった。

なお、クレジットカード決済では手数料がかかる。私の場合、面接授業1科目で、6,000 + 132円だった。決済手数料は2.2%とかなのかな?この手数料が、決済額で段階的に変わるのかとか不明。どこにも記載がない。

コンビニで支払えば、1万円未満は手数料110円とのことなので、そっちの方が安かった。確か郵便局とかよりはマシだったよなぁと思いつつ決済してしまった。

つまり、苦労してログインしてクレカ決済したんだけど、コンビニで払ったほうが安く済んだというオチまで付いていたという。

切ない。