放送大学の印刷教材を書店で購入して、自主学習してみた。学習期間が自由に設定できてよかった。
放送大学に入学してから4年目に入っていて、面白そうな科目に手を出していたらついうっかり卒業してしまう単位数になってきた。ただ、私としては放送大学でもう少し学んでいたいと思っている。
そこで、放送大学の教材を使って自主学習することにした。
放送大学に在学していれば、放送授業はインターネット配信で見ることができるし、単位認定試験の過去問はダウンロードできるから、あとは印刷教材 (テキスト)を買ってしまえば、特定の科目の学習は一通りできてしまうのだ。印刷教材はAmazonや楽天ブックスなどでも購入できるから、入手は容易いし。
実際に印刷教材を手配し、私の中では次の基準を満たすのをゴールとして、「錯覚の科学 (’20)」を一通り学習してみた。
- 放送教材を全部見る
- 印刷教材を全部読む
- 単位認定試験の過去問を解いて、合格基準にあるか確認する
実際にやってみたら、こういう形で学ぶのもいいものだと思った。何より学習期間が自由なのがいい。
通常だと、印刷教材が届くのはその学期が始まる数日前だし、通信指導や単位認定試験はその学期中の決まった日程で行われる。放送大学は通信制だから、この日程さえ守ればよくて、そういう点では自分のタイミングで学びやすいと思う。
そして、私が試した自主学習の形式であれば、更に柔軟に学ぶことができる。印刷教材はいつ買ってもいいし、単位認定試験 (過去問)はいつ受けてもいいので、学期単位の学習計画にこだわる必要がない。現に、「錯覚の科学」は1月の末くらいに印刷教材を手配し、2月の頭くらいから学びはじめて、4月の半ばには過去問を解いた。学期の進行とはまるで別の時間軸で学習したことになる。
単位にはならないけど、学習量はほとんど変わりないし (通信指導がない、印刷教材の訂正がわからない、先生に質問ができない、などはあるが)、かかる費用は印刷教材の分 (3,000円くらい)だけ。悪くない。
つまりは、情熱とか向学心とか、誰にも見られてなくても学ぶ姿勢とか、そういうものがあれば、放送大学の教材を上手く使って、十分に学べる環境が作り出せるものだということがわかった。
今のところ、この2024年度1学期で新しい科目を学びはじめる予定はないけど、今学期に履修している科目の単位認定試験が終わるころには、また何かはじめてもいいかもしれない。
そのときはまたそのときに考えるとしよう。なにせ学ぶ期間はかなり自由に設定できるのがわかったのだから。