UGREEN NASync DXP2800でNAS + αな環境を構築しよう!ファイルサーバーを越えた用途を見出したい

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そろそろNASを新調しようかとボヤいていたんだが、ついに動き出すことにした。

SynologyかQNAPかUGREENかと、色々悩んだんだけど、「UGREEN NASync DXP2800」にした。

UGREEN NASync DXP2800 外箱

ファイル置き場としてはRAID1が組めたら十分だろうということで、2ベイのモデルをチョイス。

2ベイのモデルとしては、同社がここ数日のうちにDH2300を新発売していて、そっちの方が2万円は安いので悩んだんだけど・・・どうせならNAS以上の機能を盛り込みたくなってしまい、スペックの高いDXP2800にした。

UGREEN NASync DXP2800 内容物

こういう、HDDをガシャコンと差し込むタイプのNASにあこがれていたのだ。

Seagate IronWolf 2TB

HDDも合わせて購入した。Western Digital Red Plusにするつもりが、狙っていた2TBがAmazonセールでは調達できず、そのときに在庫があった「Seagate IronWolf」にした。一応、HDDはNAS用のモデルにしている。

SEAGATE IronWolf 2TB 内蔵HDD 3.5インチ NAS専用

コスパを考えると4TBもありかと思ったんだけど、今のところ必要なのが2TBで十分だったから、これにしておいた。

SEAGATE IronWolf 2TB 内蔵HDD 3.5インチ NAS専用

内蔵HDDを買うなんて、本当にいつ依頼だろう?もはや買うならSSDだし、しかも今どきM.2のスティックタイプだから、こんなゴツいディスクは久しぶりに見たなーという気分だ。

余っていたSSDを1枚追加

あと、DXP2800で使えるSSDが1枚余っていたから、こいつに使ってやることにした。外付けSSDケースに入れて使っていたんだけど、使う場面がなくなり、このまま寝かしておくのももったいないと思っていたところ。こういう活用場所を探していたのだ。

DXP2800はM.2 NVMeスロットが2つあり、type2280が使用できる。ディスクケースを抜いたら、本体の内側の左面にスロットがあるのがわかる。シャドウベイって感じで、ここにきれいに収まるようだ。

手元にあったのは「Lexar NM790 (2TB)」でPCIe Gen4x4にも対応したモデルである。DXP2800にはそんな速いの必要ないんだけど、余っているのだから突っ込んで使うことにした。

SSDはそのままドライブとして使うか、キャッシュとして使うことができる。キャッシュにするとHDDのアクセス速度がよくなるらしいのだが、正直、そこまで期待するようなものには思えないので、ドライブとして使ってやるつもりだ。

このSSDを使って、DXP2800にサーバーとしての機能をもたせようと思っている。

NASに+αの機能を持たせてみよう

DXP2800はDockerが使えるので、これでいろいろなサーバーを立てることができる。

例えば、今はGiteaというGithubライクなコードホスティングサービスを社内サーバーで立ち上げているんだけど、こいつをDXP2800で起動したらいいんじゃないかと思っている。

そうすれば、レポジトリや設定ファイルといった消えたら困るものを、同機体にあるHDDに定期的にバックアップするのも簡単にできそうだ。

他には、Nextcloudでプライベートなクラウドストレージを作っていて、こいつもHDDにバックアップするとより安全に運用できるんじゃないかと思う。

そんな感じで、Dockerが動くサーバーだと思うと結構いろいろなことができるんじゃないかと期待している。

DXP2800は、CPUはIntel N100でそれなりの性能があるし、メモリの増設だってできるから、社内サーバーとしても結構使えるスペックだ。今はミニPCで社内サーバーを作っているが、DXP2800はそれとほぼ同性能で、24時間365日稼働を前提としている機体だと思えば、DXP2800の方がサーバーに向いているのは間違いない。

2万円安いDH2300にするか悩んだんだけど、それでもDXP2800にしたのは、この性能に期待した、というのがある。

色々と遊べそうなので、作り込んでいくのが楽しそうだ。

おわりに

社内のファイルサーバーとしてUGREEN NASync DXP2800を導入することにした。

NASにしてはハイスペックなマシンで、普通にDockerが動くサーバーとしても使えるから、私からするとあれもこれもできそうで夢が膨らむ機体だ。

もちろん、主要な用途はNASであり、堅牢なファイル置き場として使うのだが、余ったリソースをうまく使えば、より快適な社内環境を作るのにも貢献してくれるだろうと期待している。

なお、この記事はDXP2800がHDDのストレージプールを作っている間に書いている。

ストレージプールができたら、ファイルを移動したり、サーバーを作り込んだりするといった作業がはじめられるので、早く処理が終わらないかなーと思いながら、この記事を書いたのだった。

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Posted by junchan