御代田町「辨慶」で串焼きを食べる。焼き物がうまかった。
御代田町にある「辨慶」さんに行ってみた。
これまで何度か行こうと思ってたんだけど、新型コロナの影響で5人は入れないと断られたり、単純に席が埋まってたり、家から若干遠いくて選択肢に上らなかったりしたお店だ。
一度、テイクアウトはしたことがあったのだが・・・
ようやく、お店に入ることができた。
座席について、メニューを見る。まずはラーメンが目についた。
子どもたちの腹を膨らませるにはもってこいだし、単純に子どもらはラーメン好きだし、いきなりこれもアリだろう。大盛りで頼んでみんなで食べてもらおう。
壁にもメニューが張り出されていて、色々と気になる。これもおいおい頼んでいくことだろう。
そして、まずはラーメンが届いた。
大盛りにしてたのだけれど、器がかなり大きくて、しっかり大盛りだった。
これなら子どもたちのお腹を膨らませることができるだろう。
子どもたちがラーメンに夢中になっている間に、父はビールを飲みながら、鉄板ジンギスカンを食べる。
もちろん、子どもたちや奥さんにも分配した。5人で食べるにはちょっと少なかったか。
酒のあてにはいい具合で、タレがよく染み込んでおり、お肉は柔らかかった。
続いて、焼き鳥。辨慶さんは串焼きのお店らしいから、これは外せない。
結論。焼鳥が食べたいときは、辨慶さんもアリだなと思った。
子どもたちもうまい、うまいと食べていた。
それから、湯豆腐。750円もするなんてどんなもんかね?と思ってたんだけど・・・
肉厚のしいたけがうまい!
豆腐やしいたけ、白菜などを、合わせて出てきたポン酢に浸けて食べたのだけれど、素晴らしくうまかった。
こういうものを食べていると、日本酒が飲みたくなるではないか。
ということで、日本酒を追加する。ビールは飲み終わったし。
諏訪の地酒「豊香」をチョイス。初めての飲む銘柄だ。
味わいは辛口、どこかフルーティーで、甘い香りが引き立つお酒だ。なかなかうまい。
続いて出てきたのはだし巻き卵。居酒屋の定番だ。
定番なんだけど、出てきたところで出汁の香りが広まったのに気づく。
ここまで出汁の香りがするだし巻き卵ははじめてかもしれない。ワサビが一緒についてくるのが珍しい気がした。
おろしとワサビを乗せ、しょう油を軽くかけて食べる。出汁の風味が引き立てられてうまい。
それから、からあげ。子どもたちに速攻でたかられていた。
ちょっと脂っこい感じがしたけど、これはこれでイケてるだろう。
最後にせせりポン酢だ。
せせりもうまかったんだけど、どちらかというとその上に乗っかっているネギをポン酢で食べていた感じがした。
これぞ酒を飲みながらつまむものだろう。
それから、久しぶりにふぐひれ酒を見かけたので、最後の一杯は君に決めた。
熱々の器が最初は持てないほど。
仕方なく口をつけて酒を啜ろうとすると、熱燗の香りにむせる。どうしろというのだ。
ふぐひれ酒なんて本当に久しぶりに飲んだ。普段は熱燗も飲まないから、温めた日本酒というのも悪くないものだと思った。
ふぐひれが沈んでいて、ちょっぴり磯の風味がする。
そんな感じで、初めての辨慶さんではだいぶ飲み食いしてしまった。
子どもたちはラーメン作戦が効いたみたいで、ラーメンをメインにつまみをちょいちょいでしっかり食べることができたようだ。
御代田に住み着いて10年を越えるというのに、これまで来なかったのが不思議なくらい。
こういう居酒屋がご町内にあることがわかってよかった。
また来よう。