CHUWI HeroBoxにNextcloudをインストールして自宅内クラウド環境を作ってみる
我が家にはCHUWI HeroBoxというミニPCがあって、Linuxサーバとして稼働している。
もともとWindowsが入っていたパソコンなんだけど、いきなりUbuntu Linuxをインストールして使っている。
これがなかなか良い感じで動いてくれている。
CHUWI HeroBoxはLinuxサーバとして稼働中
主にはSambaファイルサーバとして使いつつ、実験機としても使っている。
Windows上のWSL環境よりも、純粋なLinux実機の方があれこれ試しやすいこともあって、色々とインストールしては試している。
かれこれ1年くらい動いているみたいで、2万円くらいで買った割には十分に役に立ってくれていると思う。
Nextcloudの動作実験をする
さて、そんな我が家のHeroBoxだが、なんとなく思いつきでNextcloudをインストールしてみた。
Nextcloudはフリーで使えるコラボレーションツール的なものなんだけど、その中にクラウドストレージ機能がある。
これがなかなかいいんじゃないか?と思ったのだ。
我が家で使われている複数台のパソコンは、基本的にGoogle DriveとOneDriveでファイル同期している。かなりオンラインストレージに依存していて、パソコンが急に動かなくなったとしても基本的にファイルは困らないようになっている。
ここに自前のオンラインストレージを入れてみようというのだ。
どう混ぜ込んでいくかはまだまとまってない。
ただ、クラウドストレージにもお金を払っていることだし、Googleフォトが無制限じゃなくなったりしてるから、今後はそういうところのコストも増えてきそうだ。
それなら、また昔に戻って、ファイルは自分で持っておくことにするのも一つの選択だろう。
HeroBoxはプライベートネットワーク内でしかアクセスできないし、公開するつもりもないから、自宅内専用のクラウドストレージということになるが、それでいいんじゃないかと思う。まさにプライベートクラウドである。
そういう環境があったとして、なんかうまい使い方があるんじゃないかと思ったのだ。
NextcloudをDockerコンテナで構築
幸い、HeroBoxにNextcloudをインストールするのはあっさりできた。HeroBoxにはすでにDockerが動いているから、yamlファイルをチョイナチョイナと書いてDocker Composeで組み立てるだけだった。
あんまりにあっさりと動いたから拍子抜けした。
早速、ラップトップにクライアントアプリをインストールしてやったら、クラウドストレージとして使えているではないか。
スマホにもアプリを入れたらすぐ使えたし。
ものすごく導入が簡単だったから、あとはこれが数年単位で運用できればよいだろう。自前のストレージとして使っていくなら、SSDは数年でダメになると思って買い替えていくのが安全だと思うし (それでも壊れるときは壊れるんだろうけど)。
しばらくHeroBoxでプライベートクラウドを動かしてみて、勘所が見えてきたら専用サーバを別途立ててもいい。そうしないと、HeroBoxあれこれ遊ぶのが怖くなるから (苦笑
ファイルサーバとはまた違った使い道が開けそうで、ちょっと楽しくなってきた。
おわりに
CHUWI HeroBoxにLinuxをインストールして、Linuxサーバとして稼働している。
Linuxの実験機として使っていて、色々とインストールして試してみるにはいい場所だ。
自宅内クラウド環境を試してみたくなり、Nextcloudをインストールして試してみたのもその延長である。
しばらく動かしてみて、どんな使い勝手かチェックして、いい感じならそのまま採用かな。
こうやって気軽に試せるのがよい。