CHUWI HeroBoxを使って3ヶ月のレビュー。Ubuntu Linuxをインストールして快適に使えている。
CHUWIのHeroBoxを使いはじめてから、3ヶ月が経っていた。
小型でそこそこ動いてくれて、Linuxサーバとして動かす分にはいい感じなんじゃないかと思って買ったものだ。
プリインストールされているWindowsを起動することもなく、いきなりUbuntu Linuxをインストールして使っている。
HeroBoxにはUbuntu Linuxが素直に入ったから、Linuxサーバとして使いたいという当初の目論見も果たせた。
もう何年も、仮想マシンやWSLなど、バーチャルなLinuxを使ってきたけれど、リアルなLinuxマシンがあると何かと便利だと思う。
主には一時的にファイルを置くファイルサーバとして使っていて、たまに実験的にソフトをインストールしたりしている。
Dockerコンテナ上でアレコレ起動しては潰したりしつつ、Dockerで構築するよりインストールした方が速いものは直にインストールしたりして。
HeroBox自体は、私の環境の中では、別になくてもどうとでもなるものだけれど、あったらあったで便利なものだ。
環境が汚れてしまっても、いざとなったらLinuxを再インストールしてしまえばいい。
2万円ほどだったし、最悪ぶっ壊れてしまっても痛手はほぼない。
本当にお手軽に扱っている。
これほど自由にいじり倒せる環境があるというのは気楽なものであるし、その上でとても勉強になる。
なんならもう1台この手のマシンを追加して、運用で使い続ける前提で構築する機体と、試しに作り捨てまくる機体に分けるのもいいかもしれない。
そうすればますます何かを試すのが気軽になるだろう。
そうやって遊ぶのにも、HeroBoxはちょうどいいマシンだと思う。
比較的性能の低いミニPCというジャンルのマシンも、うまく使えば便利だと思わせてくれた一品である。