ミニPCでEndeavor OS (Arch Linux系ディストリビューション)の稼働を開始して2ヶ月。安定したLinuxサーバとして使えている
CHUWIのミニPC「HeroBox」に Arch Linux 系のEndeavor OSをインストールし、Linuxサーバとして使っている。
使いはじめて2ヶ月以上経つが、ずっと安定して稼働してくれている。
毎朝、手元の端末から ssh でログインして pacman するのが日課であり、pacman しないとなんだか気持ちが悪いくらいだ。pacmanとは、某有名なゲームのことではなく、インストールしているパッケージを管理するコマンドのことである。まあ、某有名なゲームへのオマージュを感じさせる演出はあるが。

Endeavor OSをLinuxサーバとして2ヶ月ほど使ってきて思うのは、pacmanによるパッケージ管理も便利なものだというところ。
これまでUbuntuでaptしていたのと変わらない程度には使えるようになってきた。
ほとんどの機能はDockerで動かしているから、OSの違いを感じるところはあまりない。
あとは、気持ちの問題かもしれないが、なんとなくUbuntuよりEndeavor OSの方が動作が軽い気がする。余計なものがあまり入ってないということなんだろうか。
また、別の端末にインストールして、デスクトップとして使っているManjaro Linuxとの違いも少し見えてきた。同じArch Linux系のディストリビューションでも結構違うようだ。
カーネルのバージョンはEndeavor OSの方が進んでいるし、採用しているパッケージの数はEndeavor OSの方が少ないような印象だ。
なんとなくだが、Manjaroの方がサポートが手厚く、しっかり管理されていて、その分あれこれとパッケージが詰め込まれていたり、カーネルのバージョンは少し遅めに追いかけたりしていて、安定的な感じ。
Endeavor OSの方はできるだけミニマムにしていて、ユーザにゆだねている部分が大きい感じ。無邪気にpacmanしてたら、ちょっと怪しい挙動になったこともある。まあ、それはArch Linuxそのものに変更が入ったことを知らずに操作していたからなんだけど。
こうして比較してみると、私的にはデスクトップをManjaroにして、サーバーをEndeavor OSにしたのは、ある意味ちょうどよかったのかもしれない。
もちろん、いずれもArch Linuxだし、いくらでもカスタマイズはできるし、ユーザが好きにすればいいんだけれど。
そんな感じで、特に戸惑うこともなく、Endeavor OSでもLinuxサーバがいい感じに運用できていて楽しい。