Steam Deckをノートパソコン代わりに出張先に持って行って、普通に仕事してきた
先日、一人合宿をしたときに、Steam Deckを持って行った。
ラップトップを持っていく代わりに、だ。
出張するときはブログを書いたりもろもろの仕事をしたりするから、いつもパソコンを持っていくわけだが、今回はSteam Deckをパソコンとして持っていったのである。
もちろん、Steam Deckだけだとパソコンとしては使いづらいから、
- モバイルモニタ
- モバイルキーボード
- ドック
- ケーブル類
も合わせて持っていった。自宅でもこの構成でデスクトップとして使っており、出張でも問題なく使えるかを試してみたのだ。
自宅であればパソコンは他にもあるから、なんとでもフォローできるのだが、Steam Deckだけで過ごすというのはちょっとしたチャレンジだった。
まあ、Chromebookだけで出張していた時期もあるわけで、作業内容を限ってしまえばなんとかなるだろうとは思っていたけど。Steam Deckはそれなりに性能の良いLinuxマシンだから、基本的にはChromebookよりはやれることが多いし。
結果的には特に問題なく、Steam Deckをデスクトップとして使い、作業は完結できた。スクリーンショットを撮ったり、それを画像編集したり、ブログ記事を書いたり、もろもろ仕事してきた。
モバイルモニタやタッチパッド付きのモバイルキーボードを使って、一通りやれること/やれないことを検証しておいてよかった。
Steam Deckをラップトップとして持っていったことで、出張時の荷物が減ったのもよかった。
そもそもSteam Deckはいつだって持って行っているし、モバイルモニタやキーボードは軽量だったから、全部合わせてもゴツいゲーミングラップトップを持っていくよりは軽く済んだと思う。カバンもパンパンにならなかったから、容量も減っていたのではなかろうか。ゲーミングラップトップの電源とか意外と重くて馬鹿にならないしね。
ケーブル類が増えるかと思ったんだけど、大体いつも持って行っているもので間に合っていた。モバイルモニタがmini HDMIだから、そのケーブルを追加で持って行ったくらいか。
あえていうと、荷物はスーツケースでパッキングしていったこともあって、キーボードが折れたり、特定のキーがバカになったりしないかは心配していた。今回は大丈夫だったが、今後も同じようにスーツケースに入れていくなら、キーボードの持ち運びに関してはリスクがありそうだが・・・まあ壊れたときは壊れたときか。
また、ホテルの部屋に飽きて、ちょっとホテルのロビーや外のカフェで作業しようかと思っても、そういうシチュエーションではこのセットを持っていくのは面倒くさい。ていうか、持っていく気はしない。
利用シーンとしては、ホテルの部屋に設置して使う、くらいでしか使えそうにない。
まとめると、今回の出張ではSteam Deckをラップトップ代わりに持っていったことで、モバイルモニタやキーボードといった備品が増えたりはしたものの、荷物の量は減っていて、軽くなっており、それでいて仕事に支障はなかった。Steam Deckがラップトップとしても優秀なことの証左だろう。
今回の検証により、また出張するときには、このセットを持って行くのもありだと思えたのだった。