息子をネットカフェデビューさせてみた。ひたすらマンガを読み、ジュースを飲んで過ごしていた。
残暑厳しい突き抜けるような初秋の青空の下、ネットカフェに入り浸ってきた。
小3になって日々むさぼるようにマンガを読む息子に、ネットカフェというものを体験させてみたかったのだ。
息子氏、ネットカフェデビューである。
たくさん本がありすぎて、何を読んだらいいかわからず本棚の間をさまよっていた。
結局、探している本はなかったようだ。彼が普段読んでいるコロコロコミックの単行本は扱ってなかったのだろう。最終的には「SPY FAMILY」に落ち着いていた。
息子は途中から自分でドリンクバーにジュースを取りに行ったり、本を片付けて追加で借りてきたりするようになり、ネットカフェがそういう場所だというのは体験してくれたことだろう。
私は数年ぶりのネットカフェであり、制限時間の中でひたすら黙々とマンガを読むのは懐かしい感じがした。
今回訪れたネットカフェは、そこそこの蔵書量だったんだけれど、昔ほどにはマンガを扱ってないようにも思えた。ダーツやビリヤード、カラオケなどといった娯楽を寄せ集めたような場所で、マンガはその一角という感じ。
最近の無数にあるジャンルのもの (例えば異世界転生系とか)はほぼおいてなくて、昔からあるジャンプやマガジン、サンデーといった主要雑誌の単行本を全巻揃えているような品揃えだったか。息子が探していたコロコロコミックなんかもラインナップから省かれているのだろう。もともと小学生向けのお店じゃないしね。
2時間を超えたころには飽きてしまったようで (というか、早く帰ってゲームしたかったとか?)、程々にして帰ることにした。2時間を超えたら3時間までは同じ料金だったんだけど、そこまで粘らなくてもいいだろうと。
たまにはこうやって過ごすのも悪くないと思ったのだった。