「ハーバードの心理学講義」が面白い。パーソナリティ心理学を学ぶ上でも秀逸な著書
「ハーバードの心理学講義」を読みはじめた。
本屋さんでふと見かけて気になったのである。
本書はパーソナリティ心理学を下地にして書かれており、パーソナリティ心理学を学ぶのにもすごく役に立つ本だろう。
私は放送大学で「感情・人格心理学」という科目を履修していて、パーソナリティ心理学に関しては学部生くらいの知識でしかないが、そういえば当時学習しているときにそんな話もあったなー、などと思いながら読んでいる。
感情・人格心理学を学んでいるころに出会っておきたかった。まあ、今だから読めるだけで (単位認定試験が終わったから)、そのころ知ってても読んでいる時間はなかったのかもしれないけど。
読み進めていくと、基礎的な理論の解説から、筆者本人の体験などによる事例まで書かれているからか、すんなり読める感じがする。かなりわかりやすいと思う。
理論に寄り過ぎでもなく、根拠の薄い事例ばかりでもない。このさじ加減が絶妙だ。真面目な話の中にも筆者のユーモアを感じられる文面があり、読んでいて楽しい。
こういうところを意識すれば、あるいは、こういうところを気にすれば、人生はもっといい感じになる、というヒントが随所にある気がする。パーソナリティ心理学を学んでいくことで、自分の可能性に気づけそうだ。
本書はまだ読んでいる途中なんだけど、読みはじめるとどんどん読みたくなるような面白さがある。
序章からどんどん読み進めて、理論を積み重ねていった先に、どんな結論があるのか。読破するのが楽しみである。