日本心理学会 第88回大会に参加。熊本城ホールは広くて快適だった。
日本心理学会 第88回大会に参加してきた。
いくつかの心理学に関する学会の大会に参加したことはあるが、日本心理学会の大会に参加するのはこれがはじめて。
熊本城ホールで開催。アクセスが便利だった
大会は熊本城ホールで開催された。
熊本城ホールは、阿蘇くまもと空港からバスに乗り、桜町バスターミナルで降りると、すぐそこにあった。
桜町バスターミナルが建物の1階にあり、階段やエスカレータで登って2階に行けば、熊本城ホールのエントランスはすぐ見つかるロケーション。
そういう意味ではとてもアクセスがよい場所だったと思う。
桜町のあたりは熊本市内でも最大の繁華街のようで、ホテルや飲食店も多数あり、滞在するには便利だった。
学会の開催日は早くからわかっていたから、半年前には飛行機やホテルを予約しておいたんだけど、そこまでやってなかったら流石に熊本までは行かなかっただろうな。。。
学会の様子
今回、はじめて日本心理学会の大会に参加したところ、ものすごく人が多くいた印象がある。これまで参加したことがある他の学会の大会に比べても圧倒的に多い。
参加登録者数ベースで2,700人弱だったそうで、さすが国内最大級の心理学系の学会が主催する大会だ。
熊本城ホールはとても広くて、このくらいのサイズの会場が必要なクラスの学会ということか。
9/6~8の3日間に渡って開催され、ひたすらシンポジウムやチュートリアルワークショップが催されていた。
最大10並列くらいで進行していたため、どの時間帯にはどのシンポジウムに参加するかを決めていく必要があった。この数のシンポジウムを実行するとなると、主催者も発表者もかなりの労力を割いていることだろう。
学会の集客力がものすごいから、ここでシンポジウムを主催すれば、研究内容や研究者自身のことを広めるのにはいい舞台になりそう。
シンポジウムの他にはポスター展示や企業展示もあったんだけど、ひたすらシンポジウムに出ていたらほとんど見に行く時間がなかった。
この大会はこういう感じなのね、というのを肌で感じることができた。それだけでも熊本まで行った甲斐があった。
シンポジウムにいくつも参加して、学ぶことがたくさんあった。うまく表現できないけど、大学で学んだことの先にある知に触れることができた気がする。どのシンポジウムも、研究者の最新の研究成果をまとめたようなものだし、最先端の情報を取りに行くにはとても有益な会だと思った。
また、これまで日本認知心理学会や産業・組織心理学に何度か参加していたこともあって、見知った人がちらほらいた。放送大学で授業を持っていた人もいたし、認定心理士の会で登壇していた人もいた。こうして、一方的ではあるが、知っている人が増えてくると、だんだんその場にいても大丈夫な感じがしてくる。ひよっ子でも思い切って参加してきてよかった。
熊本城にはたどり着けず、、、
ひたすらシンポジウムに参加していたら、朝から晩まで熊本城ホールに缶詰状態だった。
おかげで、熊本城ホールから見える、あそこの、あの熊本城にたどり着くことができなかった。
せっかく飛行機で飛んでまで参加したものだから、滞在時間の許す限り学会にいたのだけれど、おかげでほぼ観光にはならなかった。
夜はいくつか食べ歩いたけど。
まあ、学びに行ったのだし、学んで帰ってくるのが一番大事なお仕事だったのだ。仕方あるまい。
おわりに
日本心理学会の第88回大会に参加してきた。
日本心理学会に登録したのが昨年で、昨年は都合が合わず参加しなかったのだけれど、今回になってようやく参加できた。
熊本ということで半年前には飛行機やホテルを予約し、絶対に行くぞとコミット高く計画しておいたから行くことができた。
滞在時間の許す限り、会場の熊本城ホールに張り付いて、ひたすらシンポジウムを聞いていた。
おかげで観光にはならなかったけど、大学にいても知り得ないことを知ることができたし、とても有意義な時間になったと思う。
思い切って行ってみてよかった。