卒業研究の報告書にR Markdownが使えそうになくてゲンナリした話
R Markdownがすこぶる便利だと思っていて、卒業研究の研究結果をまとめるのもR Markdownで書いていた。

本文はMarkdownで書けるし、分析結果はRの分析結果がそのまま貼り付けられるし、参考文献の引用はZoteroと連携できるし、最高だな、と。
そうして論文のシナプシスから肉付けをして、大部分の論文を書き上げたのだった。
一通り書こうと思っていたことを書いたところで、そろそろ提出フォーマットの確認をするかと、放送大学の卒業研究の手引を見ていたのだが・・・

R Markdownで書き上げたものを、そのまま提出するのは無理っぽいということがわかってしまった!?
大学が指定する卒業研究報告書の要件があり、それを満たすtexテンプレートなんて存在するわけがない。このテンプレがサクッと作れるものだったらよかったんだけど、もう何十年もtexから離れている素人同然の私が今から作るにはまあまず無理な代物で。スケジュール的にもメンタル的にも。
研究開始当初からだいぶ頑張ってR Markdownを学んできたし、ゼミの資料はR Markdownで作ってきたくらいなんだけど、ここへ来て、今更のようにWordに立ち戻ることになってしまった。
Wordなんてもう何年もまともに使ってなくて、使い始めはすごくげんなりしたものだ。デフォルトの様式がまるで使い物にならず、そこからかよ!と毒づきながら、様式をいじり、R Markdownで書いた文書をコピペし、整形していった。
執筆環境としてはGoogleドキュメントの方が慣れているしマシなんだけど、今後の保管を考えるとWordファイルの方が都合がよさそうで、やむなくWordにしている。いざとなればGoogleドキュメントからWordに出力することはできるんだけど、フォーマットが崩れたりするとややこしいし。
まあ、書き起こしてきた本文も分析結果も無駄になるわけじゃないし。なんとか1日でWord化することはできたし。表の値とか改めて打ち込んでるのめっちゃアホらしかったけど。
分析結果をレポーティングする環境としては一気に退化してしまった感じがして、なんだかなぁと思うところがあるんだけど、提出要件を満たさないことには何にもならないのでやむを得まい。
ぶつくさ言いながらも、頑張ってWordで卒業研究の報告書を書き進めているのであった。