日本社会心理学会 第66回大会 (東京大学)に参加。色々と興味深い話が聞けて、刺激的な時間になった

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日本社会心理学会 第66回大会に参加してきた。会場は東京大学だった。

日本社会心理学会 第66回大会 東京大学

日本社会心理学会の大会に参加するのは初めてだし、東京大学に来るのも初めてだった。

初めての日本社会心理学会

日本社会心理学会の大会にははじめて参加したこともあり、何が課題なのかよくわからないものもちょくちょくあったが、そういうところもカバー範囲なんだと思うと、学会が対象としている事象の範囲が少し見えてきたかもしれない。

今回は特に、AIと人間とのインタラクションを社会心理学の観点で研究したという発表がいくつもあり、面白い研究していると思った。

人と人のインタラクションで起こることが社会心理学の着目する点の1つになるわけだが、これが人対人だけじゃなく、人対AIになってきたわけだ。古くは人とロボットなんてのもあったのかもしれない。

それにしても、これからの時代、人間だけじゃなくて、AIも混ざったチームを作ってプロジェクトを推進していくようになっていくとしたら、どんなことが起こるのか。まさにSFの世界の話だ。そういう時代が近づいていることを感じた。

その他にも興味深い話題は多々あったし、他人の研究を聞いていると、自分の卒業研究で試したいことが出てきたり、今後の研究のネタになりそうな予感がする話が出てきたりした。

そんなネタを見つけると、楽しくなってくる。

学会では面白い話が色々と聞けたと思う。

日本社会心理学会 第66回大会 参加証

初めての東京大学

東京大学に行くのも初めてのことだったから、ちょっとした観光気分でもあった。

東京大学 正門 日本社会心理学会 第66回大会

あれが赤門か~。今は耐震工事中で近づけないのね。

東京大学 赤門 (工事中)
東京大学 赤門の変遷と耐震対策

これが安田講堂か~。昔の人はどうやってあんなところに登ったんだろう。

東京大学 安田講堂 日本社会心理学会 第66回大会

と、お上りさんのように写真を撮ってきた。

まあ、そうやっていたのは私だけでもなかったようで、東大構内にはどう見ても学生でも大学関係者でもない人が入り込んでいて、思い思いに過ごしたり、写真を撮ったりしていた。

地元の人がショートカットするために構内に入っているな、と思われる人も少なからずいたし・・・自転車に乗った子どもとか・・・

東京大学 正門からの並木道

東大というのは、割とパブリックスペースになっているのだろうか。

学会の会場は通常の講義室が使われていて、東大生はこういうところで勉強しているんだと思うと不思議な感じがした。

今回会場となった法文1号館とか2号館とか、多分100年くらい前からある建物なので、入り組んでいて動きづらいし、何か狭いし、きれいとは言い難い。

大教室の机や演台などは作り付けのもので、現代の規格化された量産品ではない、一点ものばかりといった雰囲気。

最新設備の整ったビルのような環境から比べれば、快適とは言い難いのだが・・・

どこかそこには味があり、伝統を感じた。

こういうのもいいなと思う。なまじ最新化しまくるのも風情がないし。

なんとなく、そこにいるだけで、ちょっと偉い人になった気分になったのであった (笑)

あと、会場の近くには自販機などなかったので、どうやってドリンクを手に入れるかわからず困っていたんだけど、構内を彷徨っていたらローソンとかスターバックスとかを見つけたのでなんとかなった。

東京大学 ローソン

ローソンの看板には東京大学のシンボルがついていた。レアだ。写真を撮っておこう。

東京大学 スターバックス

このスターバックスには、座席はほとんどなかったけど、テイクアウトするだけなので問題はなかった。

平日だと学生がわんさとやってきて混むのだろうか。

放送大学 卒業研究ゼミの先生とばったり会う

あとは、放送大学の卒業研究でお世話になっているゼミの先生とばったり会った。

先生は社会心理学が専門だし、きっと会場にはいるんだろうと思っていた。もしかしたら挨拶くらいはできるかなーと思っていたんだけど。

見かけたときは誰かと話しているようだから、会釈だけして移動しようとしたのだが、すぐ捕まった。先生、フットワーク軽い。

どうも一緒に話していたのはゼミの先輩方だったようで、一緒にランチにいかないかと誘われ、二つ返事でついていくことにした。

色々あってランチは立ち食いうどんになったので、そこではほとんど話せなかったけど、ランチ後に時間があり、先生とゼミの先輩と一緒にカフェでお茶していった。

放送大学は通信制の大学だから、こんなふうに先生やゼミの先輩とリアルにコミュニケーションを取ることがまずない。だからこそ、こうして会って話していると、やっぱりリアルでつながりがあるのはいいなと思う。

先生は放送大学の教員も長いから、大学の裏話などが聞けるのも楽しい。なかなか通信制だと大学のリアルがわからないので、そういう話を聞いていると、ちゃんと存在している大学なんだな、と思う。

そんな感じで、先生とは学会でちらっとでも会えたらいいかな、くらいに思っていたら、割とガッツリ1時間以上お話しすることができて楽しかった。良い時間だった。

これだけでも行った甲斐があったと思える。

なお、私は現在は卒業研究の論文を執筆中で、今週末にはゼミがあり、来週中には先生に提出しなければならないスケジュールになっている。そんな中で、こうして東京で先生と会っておしゃべりしているわけで。

これはしっかり論文を書き上げないといけないな、という気分になった。

おわりに

日本社会心理学会の大会に初めて参加してきた。

東京大学に行くのも初めてのことで、伝統のある校舎に深みを感じながら、お上りさんよろしく有名どころ?も回ってきた。

大会では興味深い話が色々と聞けたし、いい刺激になった。これなら来年度から正式に学会員になるのもいいかもな、と思えた。

あとはゼミの先生と会って話せたのもよかった。こうしたつながりは大事にしたい。

総じて、行ってみてよかったと思うのであった。

学術活動心理学

Posted by junchan