ゼミの発表資料をR Markdownで作る。BeamerでPDFスライドを作ったらそれなりのものができた
今年度は放送大学の卒業研究を履修している。
卒業研究には指導教官がつくようになっていて、私の指導教官はゼミという形で月1回のミーティングを開催している。
このミーティングで進捗状況を報告したりするようになっていたので、その報告資料をR Markdownで書いてみることにした。
ほとんどの人はパワーポイントで作ることだろう。だがしかし、私はR Markdownで書いて、PDFなスライドを作るのである。
R Markdownでスライドを作る方法は事前にだいぶ確立していたので、あとはR Markdownでどんどん発表内容を書き下していくだけだった。
実際に、発表資料という実践的な資料作りに取り組んでみたら、色々とクセはあるなと思いつつも、作れなくはないな、という感じだった。
卒業研究関連のファイルは全て1箇所に集め、Gitでバージョン管理していることもあり、このR Markdownのフルテキストなファイルは扱いやすいものである。
R Markdownで原稿を作って、それをPDFスライド化するBeamerという仕組みは実用的ではあれど、そもそもスライドを作るという作業には手間がかかるもの。だから、ただテキストを書くよりはやっぱり面倒だったな、という印象。
私はそもそもスライドでテキストのようなものを作るのは時間の無駄だと思っている派なので、もどかしいと思うところがあった。
スライドのページ替えのたびに、そのページのタイトルとして同じ文面を打ち込む行が何回も繰り返されるところとか。それを意識しないで書き連ねると、1ページに収まらないとか。
とまあ、R Markdownで書いて、頑張ってスライドにしてみたものの・・・ゼミで発表するだけなら、あまりスライドにこだわらず、普通のPDFファイルを作るのでいいんじゃないかと思ったのだった。
R MarkdownでPDFスライドを作ること自体は画期的だと思うんだけどね。