放送大学の学習記録をNotionで管理することで、学習進度を調整し、学習のモチベーションを保っている
放送大学の学習進度を管理するために、Notionを使っている。
入学した最初の年は紙で管理していたのだが、2年目からNotionに移行した。
紙に書き出しておけば参照しやすいと思っていたのだが、専用の用紙を作って書き出していたところ、どうも運用しづらいと思うようになってしまったのだ。
私が普段からNotionを情報管理のプラットフォームにしていることもあって、2年目からそちらに移行してみたらどうだろう?とやってみたら、こっちの方がやりやすかったから、今はNotionに集約している。
学習記録としては、学期ごとに、学習の進行状況がわかるように記録している。
具体的には、学期ごとにNotionのページを1つ作り、その学期に科目登録している科目ごとに、
- 授業を視聴し終わった日 (1コマごと)
- テキストを読み終わった日 (1章ごと)
- 残りの (未視聴の)授業数
- 残りの (未読の)テキスト章数
- 通信指導を実施した日
- 単位認定試験を実施した日
を記録している。
こんな感じだ。
こうすることで、
- 今、何がどこまで進んでいるか
- あと、何がいくつあるか
をひと目でわかるようにしている。
私としては、とにかく現状を明確にしておいて、通信指導や単位認定試験までにあとどのくらいやればいいかがすぐわかるようになっていれば十分なのだ。
1年目は学習計画も作っていて、いつまでにどこまで進行するかを書き出していたのだけれど、あんまり役に立たなかったから作るのをやめた。
というのも、「何月何日にはこの科目の授業のNコマ目を視聴する」という計画を考えておいたのだけれど、それを確実に履行するために時間を調整することもできなかったから、計画そのものに意味がなかった。進行の目安にはなったけど、それだけだった。結局のところ、仕事や家庭の時間から学習時間を捻出するしかなくて、間に合ってなくても挽回しようがなかったのだ。
1年かけて放送大学の学習に馴染んできたことで、学習の負荷と進行速度をある程度予測できるようになったこともあって、細かい計画を目安にこなしていくよりは、先取りしてでもガンガン消化していくことに意識を向けた方がよくなった。
もっと計画的にこなさないとならないほどのシビアな量なら計画を立てた方がいいのだろうが、そこは無理してたくさん履修しなければよいわけで。ガンガンやってこなせる量であれば計画は不要なのだ。
・・・と、色々と書いてみたけど、要は無計画でもガンガンやっていればなんとかなることがわかったから計画を立てるのをやめた、というのが近いのかもしれない。
何にせよ、授業やテキストの消化状況を記録しておいて、現状がパッとわかるだけでも学習を進めやすい。今のペースで間に合うか?は予測できるし、何より「ここまで進めている!わし、偉い!」と自己承認することがモチベーションになる。
こうして学習記録を残しておくことは、自律的に学習を進めていくのにとても貢献していると思う。「やっている感」を感じられる。
通信制大学という、やってもやらなくても誰からも何も言われない孤立した状況の中で、自ら学習を進めていくためのこうした仕組みづくりは、とても重要だと思うのだ。