松本城で「クラフトビールフェスティバル イン マツモト」にめぐり逢い、飲んだくれて来た話
今日はなんとなく、フラッと松本の方にでも行ってみよう!ということでドライブしてきた。
松本に行くとして、どこに行こうかと奥さんと話し合ったのだけれど、思いつくところもなくて、久しぶりに松本城に行ってみるかー、とかそんなノリで松本城へ。
久しぶりに来たけど、相変わらず松本城は美しい。
空模様は薄曇りだったけど、雨が降る感じではなく、涼しいものだった。
松本城を見ながら、お堀の周りを歩いていると、なにやら人がいっぱい集まっているのを見かけて、なんだろうと寄っていくと・・・
ん?ビアフェス?
ビアフェスっていったら、ビールを飲むお祭り?
そう。全くの無計画で思いつくままに松本城に出かけてみたところ、今日はこちらの松本城公園でビアフェスが開催されていたのだった。
ちょうど12時ぐらいに到着したこともあり、お昼ごはんは松本城を回ってから、時間帯をずらして食べに行こうとか思ってたんだけど、ここで食べればよいのではないか!
こんな日のそんな時間にこうしてやってきたということは、このビアフェスを楽しんでいけというおぼしめしに違いない。
これはもう仕方がないから、ビールチケットを受付で買った。
当日券は3杯チケットが1,900円だった。
チケットを手に、松本城公園を巡ると、所狭しとテントが並んでいた。
こうして各地のクラフトビールが並んでいると、見ているだけでも楽しくなってしまう。
屋台もいくつか出ていて、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、ハンバーガー、ラーメンなどが点在していた。
屋台で食べ物をいくつか買って、座席を確保し、早速、1杯目のビールをいただくとしよう。
まずは松本ブルワリーさんのトラディショナルビターから。せっかく松本に来たのだから、地元のビールをいただこうではないか。
屋台で買い込んだものを食べながら、ビールを飲む。最高!
座席はそこそこ空いていて、私たちのような子連れで騒いでいても、それほど迷惑になりそうな感じではなかった。
ビールはコップ1杯だから、大した量じゃなく、あっという間に飲んでしまう。
仕方がないから、2杯目のビールを取りに行こう。ついでに食べ物も調達しながら。
ここで、新型コロナ対策により困ったことが起きた。
右手にビール、左手に食べ物を持って歩いていると、ビールをこぼしそうになる。想像できることだ。
そういうときは、「おっとっと」とか言いながらチウとビールを飲みたいんだけど、マスクをしているからそれもできない。
右手にビールで、左手に食べ物を持っているから、マスクを外す手が足りない!
ちょっとずつこぼれていくビール。冷たい。スゲーもったいない。ちくしょう。
非常にヤキモキしながら、ようやく我が家で確保しているブースにたどり着いた。
若干こぼれてしまったんだけど、覆水盆に返らず。気を取り直していただくとしよう。
2杯目は、南信州ビールさんの駒ケ岳エール。多分、南信州ビールさんというのははじめて聞くところだと思う。
なお、2杯目を持って帰ってきたころには、最初に買い込んだ屋台の食べ物はもうなくなっていた。我が家のちびっこたちが寄ってたかって食べ尽くしたのだろう。
仕方がないから、たこ焼きをつまみつつ、ビールを飲む。
ただ、このたこ焼きだって、子どもたちが寄ってたかって食べ尽くしてしまう。いいんだ、おいらにはビールがあるんだ。
そして、やはりコップ1杯のビールなんてすぐに無くなる。
いよいよ、最後の1杯だ。
最後の1杯は、またまた松本ブルワリーさんから、ワンスアラウンドである。松本ブルワリーさんのブースを覗いたら、さっきと出ているビールが変わっていたから、ついリピートしてしまった。
ビールをこぼしこぼし帰るとヤキモキするというのを学んだから、一口飲んでから持っていくことにする。うまい。もう飲みながら行きたいところだったけど、それは控えておいた。
そうして、3杯チケットは使い尽くし・・・クラフトビールと屋台の食べ物を満喫したのだった。
家族もみんなたくさん食べたみたいで、よきかな。
・・・とか言っておきながら、父ちゃんはおかわりしてしまいました!
1杯チケットは650円だった。もう値段じゃないんだ。ここまで来たのだから、心残りはなくすべきだろう。
ダメ押しの1杯は、ココノホップさんのKOKAGE IPAだ。
軽井沢のビールらしいんだけど、聞いたことがなかった。
松本城を拝みながら、ビールを飲む。贅沢である。
なお、松本城の城内には、酒を飲んだら入れませんと書かれていて、ここはビアフェスとは相性が悪いんじゃないかと思ってしまった。
最後にみんなでお堀の鯉を観察してから、松本城を後にしたのだった。
暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいいくらいの気温で、非常に過ごしやすかった。雨が降らなくてよかった。絶好の野外ビール日和だった。
P.S.
帰りの車でも、この際だからといっぱいやったった。てへ。
自分の車でビールを飲むなんてやったことがなかったから、ちょっと気持ちよかった。
念のため言っておくと、運転は奥さんにやってもらって、私は助手席で飲みましたよ、と。