大三島「pizzeria TAKIBI」でピザランチ。中学の同級生がUターンして開店したというので行ってみた

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実家に帰省したら行きたいと思っていたお店がある。私にとってこれはとても珍しいこと。

そのお店とは、「pizzeria TAKIBI」さんだ。

pizzeria TAKIBIへ

pizzeria TAKIBI 大三島 今治市 愛媛県

私の中学時代の同級生がUターンしてお店を開いたというので、帰省したら行ってみようと思っていたのだ。実家から歩いて3分ほどのところだし、ランチに行くにはちょうどいい場所である。

オープンしたのはこの4月とのことだから、かれこれ3~4ヶ月ほど営業しているのか。

もともとここには喫茶店があったんだけど、何年も前に店を閉めていて、そのお店を改装したそうだ。だから建物の外観はほとんどそのまま。おかげで、私からすると、ここに車が何台か停まっていて、お店に人が入っているのは不思議な感じ。

新しいお店が流行っているようで何よりである。

pizzeria TAKIBI 薪が積まれている

お店に入る前に、最初に目についたのは薪だった。この近所で暖炉を使っているお家なんかないから、物珍しい感じ。長野だと割と見かける光景なんだけど。

窯焼きピザがメインだというから、この薪を使ってピザを焼いているのだろう。

pizzeria TAKIBI 大三島 今治市 愛媛県

外観を眺めたら、早速お店に入ってみよう。

11時のオープンから少し時間が経ったところで入ったんだけど、座席は埋まっており、カウンター席が空いていたからそちらを使わせてもらった。5人家族がカウンターに横並びというのも面白い光景だけど、悪くない。

本来は店内に入ったら、注文してお金を払ってから席につくスタイルのようなんだけど、ひとまず忙しいみたいだったから席について待たせてもらう。

大三島産など地元の食材を生かしたメニュー

pizzeria TAKIBI ピザメニュー

ピザのメニューはこんな感じ。

マルゲリータやクワトロフォルマッジのようなピザの定番もあれば、大三島産や今治産といった地元食材を使ったピザも見受けられる。

チーズケーキなどのデザートもあった。

pizzeria TAKIBI ドリンクメニュー

続いてドリンクメニュー。

コーヒーや紅茶、コーラといった定番から、大三島産の果実などを使ったジュースもある。大三島のクラフトビールなんかも扱っていた。

基本的にはピザもドリンクもテイクアウトできるようになっていて、店内で食べるもよし、持ち帰って食べるもよし、というスタイルのようだ。なお、ピザはお持ち帰り用の箱代100円 (税込み)が別途かかるとのこと。

メニューを一通り眺めたところで、注文していく。

我が家はスイーツとかドリンクとかを別途頼むことはほとんどなくて、ひたすらメインメニューを食べまくるスタイルである。だから、とにかくピザを頼むことにした。

ピザ、ピザ、ピザ

pizzeria TAKIBI マルゲリータ

まずは定番、「マルゲリータ」 (1,300円 税込み)。

pizzeria TAKIBI クワトロフォルマッジ

それから、「クワトロフォルマッジ」 (1,600円 税込み)。

このあたりは定番のピザと思っていいだろう。

マルゲリータはチーズがたんまり乗っかっていて、しかも結構弾力があって伸びる。長女なんか前歯が抜けているからか噛み切ることができず、手品のようにビヨンビヨンとチーズを伸ばしながら食べていた。目一杯、手を伸ばし、顎を引いてもチーズが切れず、苦戦しているようだったんだけど、見ていて楽しいから放っておいた。

クワトロフォルマッジは名前の通り4種のチーズ盛りという感じ。これもたっぷりとチーズが乗っかっていてうまい。

子どもたちも普通に食べていたけど、長男は中に入っているブルーチーズが気になったのか、ちょっと苦手っぽかった。

さて、ここからは地元食材をメインに添えたピザだ。

pizzeria TAKIBI 今治産甘長とうがらしとミニトマトのスパイスpizza

今治産甘長とうがらしとミニトマトのスパイスpizza」 (1,600円 税込み)。

これは子どもたちは辛くて食べられないやつかと思ったんだけど、そこまで辛いとは思わなかった。まあ、子どもたちは食べてないけど。

私としてはこういうスパイシーな感じは結構好きだったりする。

実はこのピザ、注文してなかったんだけど、間違えて焼いてしまったらしく、せっかくなのでもらっていったものだったりする。

pizzeria TAKIBI 愛媛県しらすと瀬戸内産海苔と大葉のpizza

愛媛県しらすと瀬戸内産海苔と大葉のpizza」 (1,600円 税込み)。

これはすごくさっぱりした風味のピザだったと思う。しらすと海苔の風味で海の近くに来た気分になれる。大葉がうまく全体の調整役になっていて、和風ピザなイメージ。

若干癖がある味かと思ったけど、子どもたちもパクパク食べていたし、あっさりと食べてくれてよかった。

pizzeria TAKIBI 大三島産しし肉のミートソースと今治産わさび菜のpizza

大三島産しし肉のミートソースと今治産わさび菜のpizza」 (1,800円 税込み)。

しし肉ですよ、奥さん。大三島にはイノシシが結構いて、一時期すごく騒がれていた覚えがある。今回の帰省ではイノシシの話題は出てこなかったけど、それが常態化してるから話題にもならなくなったのか、是正されて問題が減っているからなのかは不明。

ちなみに、数年前の帰省中に実際に遭遇したことがあって、実家の隣にあるレモン畑から数匹のイノシシ (親子連れ?)が飛び出してきたときは本当に驚いた。そんなところまで出てくるのかと。

そんな経緯もあってか、ジビエが流行ったこともあってか、島の中にはしし肉を扱うお店が数年前からいくつかできていたりする。

メニューによると、「井のイのSTAND」さんのしし肉ミートソースを使っているとのことなので、そういうお店から仕入れているということかな。

前置きが長くなったが、ピザの感想に戻ろう。

このピザは、しし肉を使っているといっても、独特の臭みは感じられず、マルゲリータにミートソースをかけたらこんな感じかな、と思えそうな味わいだった。長野ではマタギさんが近所で取ってきたという野生のしし肉を焼き肉して食べていたことがあって、そこそこの臭みはどうしてもあるものだったと記憶している。もしかしたらソースに加工した時点でだいぶ臭みを取っているのかもしれないし、あるいは、わさび菜が臭みをうまく消してくれているのかもしれない。

ただ、子どもたちはそのわさび菜が辛かったみたいで、わさび菜を取ってくれたら食べるとかいう。そして、わさび菜を取ってやると肉だ肉だと食べる。まあ、しし肉だからと毛嫌いしないで食べてくれるのでよしとしよう。

そんな感じで、とにかくただひたすらピザを食べたんだけど、どれもうまくてよかった。私としては、生地がちゃんとうまいのがいいと思った。

おわりに

中学時代の同級生が、地元にUターンしてお店をオープンしたというので、帰省したら行ってみようと思っていた。実家から歩いて3分ほどのところだし。

数十年ぶり?に会った同級生は、顔の造形はそのままに、輪郭が丸くなった感じだった。中学では一緒にバレーボール部で汗を流した仲であり、身体の最盛期の記憶が強いわけで、それから30年くらい経ってしまえばお互いに中年太りしたものだと思う。少しの時間だったけど、軽く会話することができたのでよかった。

ピザは窯焼きで作る本格派であり、地元産の素材を使っていて、生地の出来もよく、全部うまかった。

また実家に帰省したときには食べに行こう。今のところランチ営業だけらしいから、帰省時のお昼の1食はここかな。

最近は帰省したときに行くところも限られていたんだけど、立ち寄りたい場所が増えてよかった。私としては、同級生がこういうお店をやっているというのは応援したくなる。頑張ってほしい。

pizzeria TAKIBI 大三島 今治市 愛媛県

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Posted by junchan