ザ グラン リゾート 赤穂 (HESTA大倉) プライベートビーチのある会員制ホテルでゆったり過ごす
赤穂市に訪れた際に、「ザ グラン リゾート 赤穂」で1泊した。
株式会社HESTA大倉さんが経営する会員制リゾートホテルだそうだ。
会員制とか全く知らずに楽天で予約できてしまったから、非会員でもゲストのような扱いで宿泊はできるということなのだろう。
ザ グラン リゾート 赤穂
駐車場に停まっている車のナンバーは姫路や神戸が多かったし、比較的近くの人が会員になって泊まりにくるようなホテルなのかもしれない。
到着したときには21時半を過ぎていて、門限が21時だったところを快く迎え入れてくれた。流石に昼間に長野を出て、赤穂までのざっくり600kmを時間内に移動するのは厳しかったようだ。高速道路道路工事しまくっていたし。
そんなわけで、ここまでの写真は翌朝、撮影したものである。
ホテルに到着した時点で子どもたちはみんな車の中で寝ていたんだけど、起こして部屋まで入ってもらう。
和室
今回、予約したのは和室。この部屋はオーシャンビューではないとのことだが、ちょっとは海が見えるらしい。
夜遅いから外は真っ暗だし、外の様子は翌朝に確認しよう。
普通に広い。5人家族な我が家でも十分にくつろげるサイズだ。
部屋の奥は謎スペースがしっかりある。古くからあるホテルの和室って、だいたいああいう、机と椅子が置かれたスペースあるよね?
部屋の備品はテレビ、冷蔵庫、湯沸かしくらいか。
サービスのミネラルウォーターが置かれていた。
玄関も広い。
和室にはお風呂はついてなくて、大浴場を使うようになっている。
トイレや洗面台も十分なスペースがあって使い勝手はよさそうだ。
蛇口の水は飲めるらしく、湯沸かしなどで使って大丈夫とのこと。
夜も遅かったし、急いで大浴場でひとっ風呂浴びてしまって、この日はさっさと寝ることにする。大浴場は10人くらい入っても余裕があるくらいの広さだったか。温泉ではないけど、広い湯船に足を伸ばして浸かると、車を半日以上運転して疲れた体も休まる気がする。
なお、ホテルに自販機くらいあるだろう、そこでビールでも買えばいいだろう、と思っていたんだけど、あいにくそんなものはなかった。ホテルの売店で扱ってはいるが、売店は21時閉店とのことで・・・無理言って出してもらう程でもないから諦める。
布団はセルフサービスで敷いてくださいとのことだったから、みんなで協力して部屋に布団を敷き詰めた。
布団が準備できたら、昼過ぎから夜までずっと車で移動しっぱなしだったからか、みんな疲れ果てていて、すぐに寝てしまったのだった。
和室の窓から海が見えた!
翌朝。
早朝にごそごそと息子が起きはじめて (5時過ぎ?)、他の子を起こすのも困るからと奥さんが外に連れ出してくれた。夜遅かったんだから、その分、寝てくれればいいのに、と思う。
このホテルにはプライベートビーチがあるから、ちょっと散歩してきてくれたそうだ。
そのうち他の子どもたちも起きてきたので、窓から外を眺めてみることにした。
オーシャンビューの部屋ではなかったけど、フロントの人に教えてもらったとおり海は見えた。
海が真正面ではないってだけなんだろう。
しばらく子どもたちと外を眺めたりしながら待っていると、息子と奥さんが帰ってきた。
息子がビニール袋いっぱいに何やら詰め込んで来てた。どうやら貝殻などを拾い集めてきたらしい。息子いわく、このあと帰省する祖父母へのお土産だそうだ。
ちなみに、祖父母は海の近くに住んでいるし、よその海の貝殻を持ってこられても、多分いらないんじゃないかなぁ・・・そこで18年過ごした私も珍しいとは思わないし・・・というのは心にしまっておく。
なお、息子たちが帰って来るまでに私は日課のFit Boxingを終えており、奥さんが帰ってきたところで入れ替わりに朝風呂に出かけた。
風呂から出てきてしばらくすると、朝食の時間になったから朝食会場に移動する。
朝食
朝食会場は、一面のガラス窓から海がよく見えたから、海を眺めながらの朝食となった。まあ、実態は子どもたちがわちゃわちゃするから海を眺めているどころではなかったんだけど。
朝食は品数がいっぱいだった。細々としたものが色々ある。
全部うまくて、一通り食べてしまった。お米はおひつで渡されていたから、ついおかわりしてしまった。
子ども用の朝食はこんな感じ。
基本的にはワンプレートに収まっていて、温泉卵などもついていた。
食後にはブルーベリーソースの付いたヨーグルトが出てきて、最後まで楽しんだ。
プライベートビーチへ
朝食を食べたら、外に出てプライベートビーチに行ってみることにした。冒頭の写真はこのタイミングで撮ったものである。
なお、息子は早めに朝食が終わったから部屋に引き上げていて、海に行く前に呼びに来てと言われていたんだけど、気にせず奥さんと娘たちで海に向かう。どうせ部屋でマンガでも読んでいるんだろうし、海には早朝に行ったんだからいいだろう。単に呼びに行くのが面倒だっただけ、という説もある。
玄関を出ると、海はあっちにあるよ、という印があったから、それに従ってホテルの脇を歩いていくと・・・
おお。ビーチや。ただ、砂浜というよりは砂利が敷き詰められているような感じ。裸足では歩きたくない。
そして、早朝にも関わらず、もう結構暑い。
私たちが来たときは、ビーチには宿泊客はいなかった。ゴミ拾いをしている人たちはいた。
すぐ近くの海を横切る船を見送る娘たち。あの船は何をしている船なんだろう?
娘たちはその辺に落ちている貝殻を拾ってみたり、ペットボトルのキャップを拾ってみたりと、とにかくその辺に落ちているものを拾っていた。ペットボトルのキャップを集めてくれたのはいいんだけど、持ち帰るのもなぁってことで、脇の方にまとめておいてもらう。
ちなみに、長女は貝殻を集め、次女は石ころを集めていた。それぞれ何を思って拾っていたんだろうか。彼女らが集めた戦利品?は、部屋に戻ったところで、先に息子が拾ってきた貝殻とともに袋に入れておくことにした。
プライベートビーチからホテルを見るとこんな感じ。
おそらくこの一面がオーシャンビューのお部屋なのだろう。この配置ならたしかに真正面に海が広がっている様が見えるに違いない。
私たちが泊まった部屋は、この写真で言うと建物の左側面に配置されていたようだ。ここからは見えない位置である。
あこうてらすで寝そべってみる
ビーチとホテルの間には「あこうてらす」とやらがあった。
言うなればホテルのデッキのような場所である。先の朝食会場からは窓を1枚隔てているだけ。時期によってはここでご飯を食べるのもよさそう。
デッキにはBBQコンロがあって、中には炭が入っていたから、昨夜にでもここでBBQした人がいたのかもしれない。
あと、デッキにはビーチベッドもあって、ひとまず寝転んでみたくなる。
奥さんがベッドに寝転んでみたら、隣のベッドには娘たちが乗り込む。いつものことだ。
パラソルもないから、直射日光にさらされていて、すごく眩しくて暑そう。
せっかくのプライベートビーチがあるのだから、軽く泳いでいくのもいいかと思っていたんだけど・・・あんまり泳いでいきたいと思う感じでもなかったし、何より暑すぎたので、一通り海を眺めたら部屋に戻ったのであった。
おわりに
会員制のリゾートホテル、ザ グラン リゾート 赤穂に宿泊してきた。
赤穂市の中でも海の近く、御崎の先の方にある感じで、周りにはほとんど何もない感じ。おかげで、日常から離れた気分になれる場所なのかもしれない。
今回は帰省途中の羽休めで1泊しただけだったんだけど、もう少しゆったり滞在したいと思うようなホテルだった。
数日滞在するなら、プライベートビーチで泳いだり、プライベートビーチで泳いだり、赤穂の街中に行ってみたり、部屋でゴロゴロしたり、プライベートビーチで泳いだりするのだろう。だいぶ泳ぎそう?まあ、かなり暑かったから、外にはそんなに長時間いられない気がするけど。
朝食を食べ、プライベートビーチを見て、部屋でゴロゴロしていたら、すぐにでもチェックアウトの10時が近づいていたから、ホテルをあとにしたのだった。