北志賀グランドホテルWESTに宿泊。小丸山スキー場直結でスキー三昧な滞在になった
北志賀グランドホテルWESTに2泊3日で家族スキー旅行に行ってきた。
このホテルの運営母体は小丸山スキー場も経営していて、ゲレンデ直結のホテルになる。ゲレンデからすぐ見えるし、ゲレンデからそのままホテルの部屋まで入っていくことができる。
北志賀グランドホテルWESTの側には、WESTのついてない北志賀グランドホテルというのがあって、そちらが本館なら、WESTは別館のような立ち位置のもののようだ。以降、説明のために北志賀グランドホテルを「本館」、北志賀グランドホテルWESTを「WEST館」と呼称することにする。
両館は物理的にはつながっておらず、小丸山スキー場の第1ゲレンデを滑り降りたら正面に本館があり、左を向けばWEST館があるという配置になっている。そのため、お互いにゲレンデを突っ切って行き来するようになっていた。
ただ、物理的には分かれているけど、サービスは共有している感じで、WEST館に泊まっていても本館の施設 (お風呂とか)は自由に使ってよさそうだった。我が家は本館1階の「レストラン小丸山」くらいしか使わなかったけど (小丸山スキー場でランチできる場所がほぼこの一択だったのだ)。
WEST館 見取り図
さて、WEST館の中に入っていこう。まず、WEST館の館内はなかなか複雑な作りだった。あとから増改築したのだろうか。この見取り図を見てもすんなりとは理解できない。
何度か部屋と玄関や食堂、お風呂などを行き来しているうちに、位置関係がだんだんとわかってきたが、意外と階段が多く、荷物を持って移動するのは大変だった。
WEST館 和室
今回宿泊したのは、WEST館の和室だった。
広々としていて、10畳以上はあった。バス、トイレは別だ。
部屋の設備としては小さな液晶テレビと電話くらい。湯沸かしや冷蔵庫などはない。
私は和室に胡座をかいて座っていると腰が痛くなるから、座椅子とかあったらよかったんだけど、そういう気の利いたものもなし。やむなく壁に背を預けて座っていた。が、結局、それなりに腰が痛くなった。
押入れとクローゼットをうまく使えば、部屋は広く使えるだろう。
今回の宿泊プランでは、リネンや備品の交換がなくて、タオルや歯ブラシは渡されたものをそのまま滞在中は使うようになっていた。子どもの分まであるかわからなかったから準備していったんだけど、ちゃんと子どもの分まで用意されていたのでよかった。
電源は3ヶ所?くらいあって、これは思っていたより多かったかな。
WiFiもあるにはあったけど、つながればラッキーくらいで思っていた方がよさそうだった。最初はネットワークにはつながるけどインターネットにはつながらないという状態で、フロントに電話してみても、「人が多いとつながりにくく、、、」なんて言われていて、十分に整備されているものではなさそうだった。私だったらルーターを再起動してやるところなんだが・・・とか思いながら唸っていた。
部屋の奥の謎ゾーンには、洗面と物干し台があった。バスやトイレはなくとも、洗面くらいはあると便利だ。
この右手に窓があって、窓の外には小丸山スキー場のゲレンデが見えていた。
部屋に冷蔵庫がなかったから、カーテンと窓の間のスペースにビールを並べて、ちょっとでも冷えるかな?とあがいていた。
布団はペラペラで寝心地はよくなかったなぁ・・・
なお、この部屋はフロントから遠く入り組んだ先にあり、WEST館自体が駐車場から遠かったから、荷運びは大変だった。ちなみに、駐車場は小丸山スキー場の駐車場と兼用になっていて、宿泊客以外の車も多数あった。第3駐車場くらいまであったかな。
一方で、乾燥室やゲレンデへのアクセスは便利だった。おかげでスキーして疲れたら部屋に戻り、ちょっと休んだらまたスキーに出かける、という動きが気軽にできた。子どもが眠くなったら昼寝しに帰ることもできたし、子連れには悪くない場所だったかもしれない。
トイレとお風呂は共同
トイレとお風呂は共同のものを使った。
トイレは各階に男女別であったし、トイレ難民になることはなかった。
お風呂は男湯1つに女湯3つだった。男湯は20人くらいで一気に入れる感じで、女湯は小ぶりなものが分かれて配置されていたようだ。
まさに合宿所という感じ。
朝食と夕食はレストランでバイキング
朝食と夕食は、WEST館内にあるレストランで。
バイキング形式で、好きなものを好きなだけ取って食べるようになっていた。
品数は15~20くらいのもので、そう多くはなかったが、このくらいがちょうどよかったのかもしれない。
品数が多い → 色々食べたくなる → 食べ過ぎる、というのを何度も経験しているしね。
バイキングだと味は微妙というところもあったりするが、このホテルは全体的にうまい方だったと思う。揚げ物ばかり、濃いものばかり、というわけでもなく、そういう点ではバランスが考えられているのかもしれない。
バイキングだし、同じものばかりだと何日も食べたら飽きてくるものだが、日によってちょっとずつ品を変えてくれていたおかげで、2泊3日くらいでは飽きることはなかった。
ちなみに、朝晩はWEST館のレストランで食べ、ランチは本館のレストランで食べたから、小丸山スキー場から一切出ることなく3日間過ごした。
リフト券付き、レンタル付きプラン
今回宿泊したプランは、リフト券とレンタルが付いていた。
リフト券は2泊3日だったんだけど、3日分ついていて、初日から悩まず滑ることができたのがよかった。しかも、ナイターも使えた。太っ腹である。スキー場も合わせて経営しているだけはある?
レンタルも付いていたし、どうせだからと奥さんはレンタルして滑っていた。数年ぶりに滑ることができてよかったようだ。みんなで一緒に滑れるとなお良かったんだけど、親はどちらかが子どもの面倒を見ないといけなくて、交代しながら滑った。それでも、息子は母親と一緒に滑ることができて嬉しかったようだ。
また、子どものレンタルは1日1,500円だったし、リフト券もあることだしと、長女の分をレンタルして、スキーを教えてみることにした。長女は昨シーズン、1回だけスクールに入れたことがあるが、そこでは滑れるようにはならなかったから、以降スキーに連れて行ってなかったのだ。
いい機会だからとやらせてみたところ、これが案外すんなり滑るようになった。リフト2回目くらいからはそんなに補助しなくても降りてこれた。
昨シーズンに比べれば体も大きくなっていたし、こちらが言っていることがだいぶ理解できるようになったからか、基礎的な部分を簡単に教えてやればコツを掴めたようだ。
リフトの乗り降りは足が届かないのでどうにもならなかったけど、これがほぼはじめてのスキーだと思えば、このくらいできれば上出来だろう、と思えるレベルには仕上がった。
スピードの調整もだいぶできるようになり、ちょっと曲がることができるようになった。素晴らしい。
これもリフト券があってレンタルが安かったからできたことだ。こういう機会大事。よきかな。
おわりに
家族でスキー旅行に行こうということで、今回は北志賀グランドホテルWESTに宿泊し、小丸山スキー場でいっぱい滑ってきた。
宿泊プランの中にリフト券やレンタルが付いていて、ランチや子どものレンタルなどには割引が効いたこともあって、ゲレンデ前ホテルの割に比較的リーズナブルに滞在できたか。スキー場と合わせて、うまくパッケージされていたと思う。
いい機会だと長女にスキーを教えてみたら、滑れるようになったし。奥さんも便乗して数年ぶりに滑ることができたし。
ご飯は3食ホテルで済ませたので、スキー場から一切出ることもなく、ひたすらスキーに打ち込めた。
ホテルとスキー場の運営母体が一緒だからか、いいコラボになっていたと思う。
おかげで家族でスキーが楽しめたから、私としては満足のいく滞在となった。