御代田町の寒の水2025。威勢のいい掛け声とともに、大量の水を被る男たちを送り出した
今日は私が住んでいる集落で「寒の水」という祭事が催された。
毎年1/20 大寒の日に行われるお祭りで、五穀豊穣や無病息災などを祈願して行われる。長野県の無形民俗文化財だ。
このお祭りでは、
- 日が暮れた寒空の下、
- ふんどしと草履を履いた男性たちが、
- 道路を練り歩き、
- 何箇所か設置された水桶から水を被り、
- 神社まで歩いていく
何を言っているのかよくわからないかもしれないが、書いている私もよくわかっていない。伝統行事のやることに突っ込むのも野暮というもの。
とにかく、参加している男性陣は、みんな威勢よく水を被りまくる・・・!?
水浴びしている人の中には、結構な数の人が、水を被りながら「なんかあったかい気がする」と言う。
外気温は氷点下であり、水は液体であるからには0℃以上なわけで、もしかしたら本当にそう感じることもあるのかもしれない??
そんなふうにして、威勢よく水を被る人たちの様子を眺めたら、家に帰ったのであった。
なお、この水桶の設置場所は我が家の垣根を超えたところで、台所やお風呂の窓を開けたら見えるところだったりする。
そのくらい近いので、掛け声やらバッシャバッシャと水を被る音やらが聞こえてきたら、「お、そろそろ来たな」とわかる。
また、この日は御代田町名物の「おにかけうどん」が振る舞われる。
メイン会場?である公民館には行ったことがないから、どんなふうにして配られているのかは未だに知らないんだけど、うちの奥さんもこの「おにかけうどん」の炊き出しに出かけていたりする (今年は別の役をやっていたみたいだけど)。
ともあれ、そんな御代田町の奇祭「寒の水」を少しだけでも体験してきたのであった。