Kindle本を読むのが普通になってしまい、紙の本の読み方が定まらなくなっているのが少し不思議
随分と久しぶりに紙の本を読了した。「自問力」という本だ。
珍しく紙の本を読んだのは、本棚を見ていると、ふと目に止まったからだ。
確か数年前にもらった本で、そのころは長野と東京の2拠点生活真っ盛りだったから、紙の本を持ち歩くのは億劫で、本棚に仕舞ってしまい、そのままになっていたのだ。
ここ数年はほぼKindleで読書をするから、たまに紙の本を読むときは、毎回、読み方を模索している。
Kindleだったら、気になるところにマーカーを入れておけば、あとから検索できるのだけれど、紙の本はそうも行かない。
でも、同じように気になるところはチェックしておいて、あとから振り返りたい。
そこで、小さい付箋を表紙の裏に束で貼っておいて、気になる箇所が出てきたらその付箋をペリッと剥がし、該当箇所に貼って目印にしている。
今回の本もかなりの付箋が立った。
そうして読了したら、付箋を貼ったところを中心に読み返しながら、まとめていく。まとめ方は前に記事にしているから参考にしてほしい。
今回も同じようにまとめた。
こうやって、本をひととおり読んで、気になったところを中心に振り返ると、筆者の言いたいことはここなんだろうなーとか、私はこういうところが気になったんだなーとかいうのが見えてくる。
振り返りをすると、読むだけの時間にプラス30分くらいかかるが、この時間は結構大事だと思う。
数カ月ぶりに紙の本を読んでみると、このまとめのやり方がKindleで読む本とちょっと違うから、これまた戸惑うところがあったりする。
マーカーが使えないのもそうだし、そういえばしおりが必要だなと思ったり、本を開いたままにしておくために一工夫したりして。
別に紙の本が嫌いとかいらないとかいう話ではなく、このやり方で読書をはじめたころにはほぼKindle本しか読んでなかったから、慣れの問題なのだろう。
せっかく読んだ内容をまとめたのだから、近いうちに書評も書きたい。