虫垂炎で手術をしてから、まるっと2年が経過。腹腔鏡下手術で開いた4つの傷口は治ってはいないが、至って健康だと思う。
2年前の今日、佐久市にある大病院、佐久医療センターというところで、虫垂切除術という手術を行った。
その年の2月、ひとりで東京にいるときに、急性虫垂炎を発症した。自力で救急車を呼び、浅草病院というところに担ぎ込まれ、10日ほど入院した。
医師の判断で、虫垂炎が収まってから手術をした方がいいだろう、ということだったので、その10日の入院では手術をしなかった。
後日、改めて入院して、手術しよう、という話だったのだが、、、
だったらわざわざひとりで東京にいて手術をすることもなく、地元の病院で手術をした方が何かと便がいいし、家族も安心するんじゃないかということで、地元の病院で手術をすることにしたのだ。
転院手続きというのをはじめてやったけど、前の病院からもらってきた情報なんてほとんど役に立たないみたいで、結局、もろもろ再検査になったし、担当医からは「私だったらすぐ手術していました」とか言われる始末。
まあ、その辺の判断は私にはつかないし、任せるしかないのだけれど。
そうして手術をして、病原は取り除かれ、後の憂いはなくなった。ただ、そこからは手術の傷との戦いで、この入院もそれなりに大変な思いをした。
まさか、手術をすると病人がけが人になってしまうとは、つゆとも知らなかったのだ。
そうして手術したあとは、半年や1年もしたらなくなるだろうと言われていたのだが・・・
まるっと2年経った今でも、普通に残っている。
腹腔鏡下手術、という術式で、おへそと、その上、左、下の計4ヶ所に穴を開けられたわけだが、どの傷もハッキリ見える。
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さすがに痛みは全くなくて、傷口が開いてくる様子もないのだけれど、跡だけは残っている。
虫垂がなくなった代わりに、この傷口と付き合っていけということなのかもしれない。
健康面でも、手術の影響で悪くなっているところは見受けられない模様。
病院で過ごすのもなかなか快適だったんだけど、あんまり関わらないで済むならそれに越したことはないな、と思う。