台風19号後、はじめての北陸新幹線。災害を超えて動いていてありがたい
今日は東京出張のため、台風19号が過ぎ去ってからはじめて北陸新幹線に乗った。
まだダイヤ通りには運行してないから、いつも新幹線に乗る佐久平駅ホームの時刻表には「調整中」という張り紙がされていた。
長野市の車庫が水没して、新幹線がおもちゃのように水に浸かっている映像を見たときは、「あ、これマズイやつだ」とか思ったものだ。
北陸新幹線の全車両の3割がそこで床上浸水?していたというのだから、当然、新幹線の運行にも支障が出ている。
それでもなんとか北陸新幹線は動いていて、東京と長野の2拠点生活を送っている私としてはとてもありがたい。
上越新幹線に投入しようとしている同系の新幹線を改造して北陸新幹線に回すか、などという話も出ている模様で、少しでも北陸新幹線の運用を台風前の状態に戻そうとしてくれているらしい。
北陸新幹線は急勾配への対応や電気の周波数への対応などが必要で、JR東日本の他の新幹線とは違う特殊な仕様のため、すぐには代替が利かないらしく、その辺も復旧を難しくさせているようだ。
どこまで運用を戻すか、あるいは減便を常とするか、悩ましいところだろうが、年間100回くらい北陸新幹線に乗っている沿線住民としては、どうか頑張って欲しい。
まずは動いているだけでもありがたい。