娘が1歳になったので、一升餅を背負わせてみた。
娘が1歳の誕生日を迎えた。
1歳になったら一升餅を背負わせるというのが習わしのようで、上の兄も姉もかつては経験している。
そして、彼女にも体験してもらう番になった。
町の和菓子屋さん?に一升餅を手配し、風呂敷に包んで背負わせてみる。
2kgくらいはあるそうで、なかなか嫌がっていた。
立ち上がらせようとするも、バランスが取れずにあがいている。
ひとまず立たせることには成功したが、すぐにいやんいやんになったから、一升餅を背負うイベントはさっさと終了することになった。
そもそも、背負わせるために準備している段階で「食べる!食べる!」とせがんで、泣きわめいていたこともあり、もともと不機嫌さんだったので仕方あるまい。
それから餅を切って、食べた。娘も食べていた。
餅の他にも、赤飯を炊いたりしていて、ご近所さんやお世話になった人に配ったりもした。
それにしても、娘はこの数日のうちにかなり歩くようになった。
よちよち歩きは11ヶ月くらいのころにはしていたのだけれど、歩行可能距離が随分と伸びた。今では這っている時間に匹敵するくらい立っているし、歩いていると思う。
このところ「母親じゃなきゃヤダ」という時期のようで、私が抱っこしようとすると拒否されることもある。
また、ひとりで遊んでいたかと思うと、ふと思い出したかのように母親のもとに行って、抱っこしろ抱っこしろとせがむ姿をよく見る。
芸もどんどん洗練されている。最近よくやる芸としては、
- 上手上手: 両手を叩いて拍手する
- ねんね: 自分の胸をたたきながら「ねんね!」と言う
- タッチ: 「たっ!」とか言いながら手の平を突き出してくる
- いい子いい子: 自分の頭を撫でる、あるいは、人の頭をなでる (なでているのだか叩いているのだかは微妙)
- バイバイ: 離れるときに手をふる
- いないいない: 顔を手で隠して「いないいない」と言う。人の顔に手を押し付けて「いないいない」と言うこともある。手だけじゃなくて、おもちゃや紙切れなどでも顔を隠す (隠してくる)。
- 指差し: 抱っこしていると、自分の行きたい方を指差す
あたりだろうか。
だいぶ発語するようになってきた。独特の発音だからかわいいものだ。
今日という日は、どうしても震災の話題になりがちだが、彼女にとっての誕生日でもあるのだから、せめて我が家では祝ってあげたい。
今夜は鯛を焼いて食べるそうだから、楽しみである。