「わくわくの湯」(山ノ内町)は露天風呂しかなくて、かけ流しの源泉は熱く、長居できないほどだった
「わくわくの湯」という日帰り温泉施設が、長野県の山ノ内町にある。
隣にある「民宿みやま」さんが運営している施設で、私たちはそちらに宿泊していたので、無料で入ることができた。
宿泊客はお宿直通の通路から入ることができるが、外来の人は改札を通って入るようになっている。
なんともレトロな感じの改札で、出口の回転するところをくるくる回してみたくなる。
改札には硬貨を入れるところがあって、ここに500円分投入したら入れるようになっているようだ。
私たちが温泉に来ているときに外から入ってくる人がいて、若干、この改札に戸惑っているようだった。基本的に無人で受付もないし、初見だとどうしたらいいかわからないという気持ちもわかる。
そういう人たちを何度も見ていると、そのうち入り方を説明しようかと思うようになったほどだ (笑
さて、肝心の温泉だが、なかなか趣のある佇まいだった。
流石に温泉の写真を撮るのははばかられたので撮っていない。どんな感じなのかはこちらのHPを参照してほしい。
特徴的なのは、露天風呂しかない、ということだ。
内湯なんてものはなくて、ただ露天風呂があった。
洗い場は室内にあったが、湯船は室外だけだった。
この割り切り具合が素敵だと思う。
温泉は、源泉かけ流しで、だいぶ熱かった。
正確には、朝はちょうどいいくらいの温度なんだけど、夕方や夜に入るとのんびり浸かっているのが難しいほどだった。
夜の間に、湯船に溜まったお湯が冷え込むからなのか、はたまた源泉そのものの温度が変化しているのかはわからないが、1日の間で随分とお湯の温度が違う温泉だった。
子どもたちは、夕方以降に入るのはちょっと厳しそうだった。私もここまで熱い温泉はなかなか入ることがなくて、あまり長居はできない感じだった。
朝なら小一時間くらい浸かってられそうなのだが・・・
そんな感じなので、ガッツリ熱いお湯に入りたい人は、夕方以降に入るとよさそうだ。
あと、夕方に入ると日陰がなくて、西日がきつかった。日差しを遮るものもなく、転がっていたら日焼けしてしまいそうだった。
それから、待合室が広くて、結構のんびりできた。
のんびりというか、誰もいないからといって、我が家のようにくつろがせてもらっていた (笑
お宿の部屋より涼しかったので、熱い温泉から上がったらここで涼んでいった。
子どもたちは本棚にあるマンガが読めるのがよかったようで、彼らなりにも楽しんでくれているようだった。
お宿に泊まっていれば何度も入れるので、朝、夕、夜と、日に3度も入っていた。
チェックアウトの日は、チェックアウト時刻の10時ぎりぎりまでここにいたりして。
そのくらい、のんびりさせてもらえるところだった。