放送大学「心理的アセスメント」を履修した理由
放送大学の2022年度1学期に、「心理的アセスメント」を履修することにした。
この科目を選んだ理由は、主に2つ。
1つ目は、認定心理士や公認心理師といった資格の取得要件に指定されている科目だからだ。
もう1つは、「心理的アセスメント」について体系的に知っておきたいと思ったことである。
心理的アセスメントというと聞き慣れないかもしれないが、要は心理相談に来たクライアントさんが、どういう課題を扱おうとしているかとか、どういうパーソナリティの人なのかといった、クライアントさんの情報を収集することだと思っていい。
会話で確認することもあれば、心理検査などで確認することもある。
私が提供しているコーチングプログラムでは、iWAMという心理検査を行っている。
この検査をすることで、その人のパーソナリティ特性がかなり詳細に掴めるのだ。
おかげで、コーチングをする中で、クライアントさんとともに、クライアントさんのことをよく知ることができるようになる。
すると、クライアントさんと一緒に、こういうのはやりづらいだろうとか、こういうのはやりやすいだろうとかいった会話がやりやすくなり、結構な精度で、クライアントさんがうまくいくやり方を見出すことができる。
数年前からiWAMを採用していて、今のところコーチングをする上ではとても有意義な心理検査になっていると思う。
コーチングがうまくいってないコーチは、アセスメントが足りてないんだろうと思う。iWAMが何よりいいとは言わないけど、何らかの形でアセスメントはした方がいいと思っている。
こういった経験もあって、学術的なところでは心理的アセスメントとはどういうふうに扱われていて、どういうふうに実践されていて、どういうものがあるのかなどには興味があった。
そのノウハウを私のプログラムにフィードバックすれば、さらによいプログラムにすることができるだろうと期待している。
この科目を学ぶことで、心理的アセスメントに関する知識を蓄えたい。