春日山神社を参り、春日山城址を巡りながら、上杉謙信の時代に思いを馳せてきた
今日は無計画に車を走らせてきたら、春日山神社にたどり着いた。
春日山神社は戦国大名の上杉謙信を祀っている神社とのことで、上越に来たら一度は行ってみたいと思っていた場所だった。
このあたりは春日山城址という公園?になっていて、昔は上杉謙信のお城があったところらしい。
グルっと回って、当時の本丸跡まで上がっていけるようだ。
かつて何度も読んだビジネス書に、「白いネコは何をくれた?」という本があって、本書の中で春日山城址のエピソードが出ており、頭の片隅に残っていたから、近くに行ったら寄ってみたいと思っていたのだけれど、ようやくその地を訪れることができた。
まずはきつそうな階段を登って、春日山神社をお参りする。
境内は比較的広々としていて、参拝客もそれほど多くなかった。
神社をお参りしたら帰ってもよかったんだけど、本丸まで600mほどということだから、行ってみることにした。
これが思ったより大変な道だった・・・
傾斜が結構強くて、それでいて昨日の雨でぬかるんでいて、意外と難所になっていた。
大した距離じゃないと言っても、山道はそこそに急で、子どもたちは何度も転びながらなんとか頂上までたどり着くことができた。
昔の人はこんなところに住んでいて不便じゃなかったんだろうか?
攻め込む側のやる気は削げるから、それでよかったのかもしれないけれど。
毎日ここを上り下りしているだけでも鍛えられそうだ。
頂上にある本丸からは、上越市 (だと思う)の市街地などが遠くまで見渡せた。
数百年前、上杉謙信も同じようにこうして下界を眺めていたのだろうか。
左を向けば直江津の海が見えて、右を向けば山々 (方角的には苗場の方?)が見えた。
海も山も見える景色は美しく、見ているだけで気持ちよかった。
しばしそこで休んでから、今度はどんどん降りていく。
二の丸、三の丸を通って春日山神社のあたりまで降りてきたところで、上杉謙信像に出会うことができた。
近くまで寄ることができなくて、遠目に像を見るようになっていた。
わざわざこういう配置にしたことに、何か意味が込められているのだろうか。
長野にいると宿敵武田信玄の縁の地があったりするが、上越までくると上杉謙信に強い縁を感じた。
山登りをすれば子どもたちの体力を削れてちょうどいいかと思ったんだけど、大人も結構疲れてしまった。
まあ、子どもたちも野生に返ったかのように走り回っていて、楽しんでくれていたようでよかった。
あとは今夜、サクッと寝てくれれば、山道をあるき回った甲斐があるというものだ。
こうして史跡を巡るのも楽しい。